今日の蔦の葉 其の572015/07/11 14:40:39

仕切り直しの1周年記念の限定、「鴨そば」。
今日の蔦の葉 其の57-1
湯澤さんの渾身の一杯ならミスる訳には行かない。 週末仕事は午後にスケジュールして、平日より30分遅い2番電車を捕まえる。 上野東京ラインに北行で乗るのは初めてだ。 上野駅で乗り換えて、7時に到着。 …で、3番手でした(笑)。
今日の蔦の葉 其の57-2
先頭は勿論、あの御方。 引っ越さなければ、とても敵いません、です。 携帯椅子を用意して来たので、雨が降って居ない日で本当に良かった。 でも、朝から手加減無しのカンカン照り。 直にカンチェッラーラも真っ青のスピードで、湯澤さんが銀輪を飛ばして到着。 扨、儂も酔狂な物じゃて…と御日様を見上げて居ると、予定よりも早く整理券を配って下さった。 有り難く受け取って、一旦解散。 えっと、限定数50で、25番迄の人に「順不同」で11時~12時の間に提饗して、26番以降の人には12時から提饗と云うシステム。 うむぅ、整理券を手にして、其儘此処に留まる人が出るだろうね。 「順不同」で提饗って、どうなんだろう? 最大でも24人待ちって事だね。 皆さんが11時半頃に来るなんて事は起こらないとは思うけれどさ。 でも、行列の長さが伸びない様にする為にはひとつのアイデア鴨。 と云う状況で、一度オフィスに戻って御仕事。 熟慮の末に戻った時刻は、10時15分。 7番手と4ポジションのダウン(笑)。 先頭の御二人以外は日向で待たなければならない。 真夏の陽射に耐え兼ねて、コンビニで雨傘を買って戻っても、ポジションは変わらずでした。 此日は、湯澤さんの奥様がサポートに入られて居る。 軈て、前日も御目に掛かったジタローさん御一行が来られる。 路面反射で顔がヒカヒカして来た頃に漸く11時。 湯澤さんと高橋さんが並び、湯澤さんの口上に拍手が湧いて、2年目に突入。

前日に続いて御隣はジタローさん。 此が「鴨そば」。
今日の蔦の葉 其の57-3
炙ったフォアグラが鴨肉に乗り、其の下には、鴨茄子、元い「賀茂茄子」が敷かれて居る。 そして、クレソンがトップを飾る。 良いルックスだ。 丸鴨で取ったスープはとても馨る。 鴨脂のブーケが羽ばたく程だ。 味わいも鴨感が濃いが、其れを爽やかに纏めた。 1対1と云うから半分は鴨なの鴨。 此は美味! 此処迄のレベルにして、清廉なスッキリ感を維持出来るってのが、大した物で有る。 麺はモチモチした印象の全粒粉入りで、好みのタイプ。 普段頂いて居る麺とは違う様に思えた。 茄子を乗せたのは面白いが、清涼感を醸し出して呉れるの鴨。 ロースト鴨ロースの美味さは云う迄も無い。 フォアグラが溶け出す寸前で口にしたが、実に味わい深い。 此は反則のテイストだなぁ… オニオンの微塵切りが、蔦の葉らしさを維持して居る様だ。

1年の集大成は見事な花を咲かせた。 御目出度う