今日の渦 其の５８９ ― 2014/11/16 01:01:00
翌日に控えた孫娘の七五三。
神社へのルートをチェックして居ると、前日に近くの橋から見ると富士山の頂上に御日様が沈む事が判った。 で、遠征して見た。 多摩川の中流に掛かる橋の上から見下ろした晩秋。 河原に揺れる薄穂を強烈に照らして居た陽光が薄い雲のベールを纏ったタイミングで慎重にシャッターを切った。
ちゃんと調べ無かったので、送電線が眼触りな場所で構えて仕舞った。 もっと橋の取付部分の辺りがベターだった様だ。 橋の高さ迄の情報は持って居なかったからなぁ…でも、セクシーな雲が写り込んで呉れたので、良しとしよう。
渦雷に２回目の欠席届を出して伺ったのは矢張、本店の渦。 芳実オーナーに「渦雷帰りですか？」と訊かれる程に地元愛を励行中。
最近、小生のワインの好みが少しエレガンス系にシフトした事をロックスオフの御店主に教えて貰う。 自分の事なのに人に教えて貰うと云うのは妙な話だが、嗜好を承知して呉れて居るエキスパート氏が居るのは有難い。 此の１本も「最近の小生」に合わせたセレクションだそうだ。
翌週の木曜日を先取りした様なボジョレーのガメイ。 マルセル・ラピエールのブランドだが、子息のマチュの作品だそうだ。 ノンフィルターの霞を留めた液体に自然派の主張が宿る。 今時、蝋封されたモルゴン。
早速にケンちゃんの、いぶりがっこ混入のポテサラ。 前回よりも濃厚な味わいで、スモーキーな印象も増した。 淑女系のガメイも結構寄り添って呉れる感じで、面白い。
久し振りにタレ焼チャーシュウ。 ヤッパ、旨い！ 此のワインだと少し可哀想だが、悪い組み合わせでは無い。
最近品薄のバターをタップリ付けて頂く。 芋旦那定番のポテト盛合。 良いよねぇ～
主麺は小盛で御願いした「味噌のピリ辛」。 もうワインはフィニッシュして居たので、此れを御願いした。 渦と渦雷で作品が被らない事に異論も伺うが、小生はバリエーションが広がる今の儘が良いと思う。 そんなに距離が離れて居る訳では無いので、味噌な一杯が頂きたく為れば、本鵠沼に来れば良いだけの話だ。 …で、此れも亦、締めに打って付けの濃い美味しさがいっぱいだ。
