今日の渦雷 其の3 ― 2014/11/09 23:23:00
平日なら昼営業で売切は無いだろうと、木曜日、金曜日と夜に伺って、渦雷ではビールだけを頂いて、其後は地元のワインバーで過ごすと云うパターンに為って仕舞った。 沢山の御客様に来て頂いて大いに結構では有るが、自分も喰べたいよぉ~ と、土曜日にシャッターして見た。
お、ぉぅ… 其後、復旧して営業再開と為ったと伺ったが、もう営業時間中には戻って来られなかったな。 めじろで使って居た茹麺機、大丈夫かな。 と云う次第で、日曜日に再訪。 14時に自宅を徒歩で出て、14時20分に渦雷到着だから頑張ったのだ。 外待が8名で店内のウエィティングにも3名位いらっしゃるのかな。 日曜日だから此位は当然と安心、安堵。 小生が昼の部では行列末尾だったので、「準備中」のアナウンスを仰せ遣ったが、14時30分以降は何方も来られなかった。 営業時間は浸透して居る様だ。 前日から券売機が導入されて効率向上。 此日は辰也君とシンゴ君の2人のオペレーションで、芳実オーナーは製麺や仕込を続けて居らした。 初日に醤油、2回目に辛そばと頂いたので、此の日は潮そばと決めて来た。
「しお」の字は、「渦潮」の潮を使うんだね。 あ、喰券は「塩そば」だけど…(笑)
余り塩ラーメンは頂かない小生だから資格要件に疑問符が付くが、敢えて申し上げれば、渦雷の「潮そば」は非常に美味い。 塩のキャラが穏やかで塩っぽくないスープだが、確かな旨味は矢張、塩で構成されて居る。 魚介のニュアンスが適度に渡って来るし、甘さと云うか柔らかさに味が付いて居る様な印象だ。 麺を喰べ終わらない内にこんなにスープを啜るなんて、塩では非常に珍しいケースだ。 麺にフワっとした印象が加わって来た。 確かな喉越を感じる前のステップが軽やかに思える。 何度も云って恐縮だが、試喰の時とは随分違う… 辛そばも美味かったし、醤油も定評を得た。 そして、此の潮が佳い。