ポラリエ 其の02014/09/12 23:23:00

此処数日、体調が悪い。 夏風邪なのだろうが、デング熱かも…と云う位の倦怠感。 熱は高くは無いし、目も痛まないので、矢っ張り喉から来る風邪なんだろう。 翌週予定だった夏休みを前倒しにして(ツマラン事に為って仕舞った)静養。 最近撮ったフォトを整理した。

ポラリエ 其の0-01
先日、早朝に木星と金星が大接近したのを江ノ島で撮った。 両者が上って来たタイミングでオリオン座と冬の大三角形と併せ撮った。 広角なので、12秒強の露光でも星が点に撮れて居る。 ソフトフィルターを掛けて居るが、結構暗いのはローキーで撮ったからだ。

ポラリエ 其の0-02
此方は明るく為って来た処を換算100mmで、4.2秒の露光。 ふたつの惑星は丸く写って居ない… 被写体ブレ、日周運動の所為だ(惑星固有の動きは数秒ではとても検知出来ない)。

ポラリエ 其の0-03
翌朝、金星が木星を追う様に逆転して上って来た処を30秒も開けて撮ったが、月灯りも有って、星は淡く面白く無い絵だ。 周辺の星はブレ掛けて居るので、此れ以上の露光は止めた。

ポラリエ 其の0-04
100mmで16秒、最早「線」で有る。


ノクトンの様な明るいレンズを調達する事も考えたのだが、単焦点を3本(1本でも)買う余裕は無いので、簡易赤道儀の「ポラリエ」を考えて居た。 ポラリエは乗せたカメラを日周運動にシンクロした回転運動で廻して、スローな「流し撮り」を可能にして呉れる装置。 詰まり、最後のフォトの様な星の光跡を点にして呉れる…筈。 でも、もう直ぐ新製品が…とか、三脚と雲台は…とか考えて躊躇って居た。 下唇を(渦で)思い切り噛んだ後に出来た口内炎の直径は1センチにも育つわ、喉も痛くて気分も優れず、鬱々とネットを彷徨って居た。 そんな時、ポラリエとベルボンの専用三脚とのセット品が矢鱈と安く売り出されて居るのを発見。 最近セットされて居る三脚が変更に為ったので「旧セット」なのだが、兎も角安い。 其処でポーラメーターも追加してポチった。 セットなので、此れだけでも最低の事は出来る。 極軸合わせを簡単にする雲台とか雲台ベースとか色々とサードパーティからも出て居る。 セット品の三脚も(変更に為った位)やや貧弱だし、まぁ徐々にグレードアップして行こう。 未だ入口を潜ったばかりの小生だから、分相応の機材でスタートだ。 本当は形から入りたいタイプなんだけれどね(笑)。 扨、どんなフォトが撮れますでしょうか。 届くのが楽しみだ… さぁ、気分が少しは晴れたかな。

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