今日の蔦 其の1382014/08/26 23:23:00

土曜日に蔦の週末限定作品を頂いたが、平日にもスペシャルが提饗されて居る。
今日の蔦 其の138-1
煮干を冠したネーミングが為されて居るので躊躇って居たのだが、此の昼に伺う事にした。 杯数も少ないので、普段よりは早目に到着して2番手。 最近は我乍絶妙で有る(笑)。 雨が降り出しそうな一方、涼しい風が入って来て嬉しい。 でも、夏の去って行く姿を見送るのは、此の歳に為っても少し切ない。

今日の蔦 其の138-3
此が「鶏と煮干の醤油つけそば」。 鶏と醤油とつけ麺は大好きだ。 勿論、蔦の煮干には、刳味とか臭味が有る訳は無いが、矢張一寸は構えて頂く。 漬汁はキリリとした醤油感の端麗な仕上りが濃さを感じさせない。 表面のオイルも爽やかな印象で、熱さを程好く醸し出して居る。 鶏のニュアンスも弁えた印象。 此は「出来た」スープで、巧みな構成と唸らされる。 敢えて、冷たいスープにしなかった処が、蔦らしいと思った。

今日の蔦 其の138-2
麺は…長い。 祐貴君本人も仰る様に、承知で此の長さにして居るのだ。 味わいは勿論一級で、スープとのコンビネイションは最高でしょう。 冷やし中華のアスペクトで、錦糸玉子や胡瓜、葱が沿えて有るが、更にローストビーフ… いや、焼豚を非常に薄くスライスした物だ。 更にトマトのピューレが美味しさと楽しさを加える。 オクラはスープにドンドン落として其の粘りを楽しむ。 此のオクラは凝って居て、潤目節を梅肉で和えた物を絡めて居る。 メンマは久し振りの極太タイプで嬉しいね。 麺を浸して居る出汁水のテイスト、ニュアンスが特筆物。 煮干も此処に潜んで居るが、旨味だけが取り出されて居り、気持ち良く旨い。 最後に此の出汁水でスープを割るのだが、小生は割量控え目が好みだ。 オクラの貢献を最後迄慈しんで、汁完。 御馳走様でした。

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