麺屋KABOちゃん 其の752014/07/03 23:23:00

朝が一番早かったのは6月13・14日。
麺屋KABOちゃん 其の75-3
其れから5分程遅く為った此の日の朝日。 一番電車にギリのタイミング、御日様もビルにギリに掛かる状況だと5分の差は大きい。

前日、再開為った蔦本店でバッタリ御目に掛かり、色々と教えて頂いたカボちゃんの処へ。 此の日も「あれは凄過ぎます」とリフレインされて居たが、此処の一杯のレベルも相当に向上したと思う。 夜には梅雨が戻るそうだが、此の時刻は未だつけ麺気温。

麺屋KABOちゃん 其の75-1

麺屋KABOちゃん 其の75-2
カボちゃんのつけ麺は、麺の喰感が面白い。 ややアーティフィシャルなツルツル感なのだが、憎めない印象。 出汁水に浸け過ぎずに、漬汁にもどっぷりとはせずに頂くのが好みだ。 濃い目の醤油テイストにバランスの取れた甘辛さが良いね。 「スープを割らないんですか?」とカボちゃん。 小生は大抵の場合、生(き)で飲み干すのが好みで…御馳走様でした。

今日の蔦の葉 其の72014/07/04 01:01:00

夕方の会議…何時に終わるって? 「延長無し」を確認して出席。 其れでも巣鴨を急いだのは、19時を30分も過ぎた頃。 未だ空に明るさが残って居ても地蔵通りは、店仕舞いのタイミング。 因みに日の入りが最も遅かったのは6月29・30日で、此の日も12秒程早く為っただけだ。 (横浜のデータ) 蔦の葉の夜営業が始まって3日目にして、漸く夜に伺えたが、角を曲っても行列は見えない。 売り切れて無いよね、と更に足早に為る。 3席有る空席の内、右端に落ち着く。 蔦本店の様に1時間だけで有っても粘着は憚られるので、寧ろ遅い時刻の方が気が楽だ。 お、壱岐っ娘のボタンが押せる様に為って居る。 早速、2枚購入。 摘まみも一皿。 蔦本店で頂く時と同じ構成。 実は居心地が良くて、後でもう一杯追加したのだが…

今日の蔦の葉 其の7-1
ビールと兼用のワイングラスなので、注ぐ分量が難しい。(フォトはもう口を付けた後で撮った) 最近はアイスを入れる白ワインも有るので、そう見えるかも知れない。 摘まみのメンマにはラーメンのベースに為る様な味わいが込められて居て、壱岐っ娘にピッタリ。 少しソルティな低温調理のチャーシューは凄く良い。 ワイングラスで頂く壱岐っ娘との組み合わせが最高だ。

厨房の様子を拝見して居ると、湯澤さんの顔付きが精悍に為ったと思う。 真剣な眼差は怖い位たが、御客様に声を掛ける時は頬が緩み、目には笑みが宿る。 そう云う方なのだろう。 そしてファミリーに向ける表情は優しい御父さんだ。 高橋さんの動きも見違える様。 湯澤さんの動きを読んで、先に先にとサポートのアクションが出る。 頼もしく為りました。 と、本店を閉めて来た御店主も顔を出される。 彼の表情からも幸先の良いスタートが切れた事が読み取れる。

「つけそばも出来ます」の声に嬉しく頷く。
今日の蔦の葉 其の7-3

今日の蔦の葉 其の7-2
で、頂いたのが、此れ。 当たり前なのだろうが、醤油そばのスープとは異なる味わいの漬汁で、思った程には濃厚では無い。 基本的な味わいは和風たが、其処に色々な複雑なテイストが組み込まれて居て、何処か南方のエスニックな隠し味が有りそう。 其れとも、刻んだ三つ葉の風味かな… 此方も鴨なのだろうか?鶏風味と魚介のニュアンス、其に野菜等が温麺とは違うバランスで纏まる。 コンクでは無いと書いたが、麺を落として行っても薄まって来ないのは不思議な印象だ。 麺は勿論、つけそば専用の太麺。 本店の白醤油つけ麺に使って居るのと同じなのだろうが、やや舌触りにサクっとした印象を感じる。 美味しい麺で、風味も高い。 何を頂いても美味だね。 壱岐っ娘も頂ける様に為り、粘着しそう。 あ、蔦本店にも伺わないとね。

饗 くろ喜@秋葉原 其の222014/07/04 23:23:00

コミュニケーションは斯く有るべし
此の日、小生の次に並ばれた御兄さん、「トマトと胡瓜は喰べられないので、抜いて下さい」とリクエスト。 黒木さん厳選の野菜なのだが、其れはアクセプトされ、彼の前にはトマトと胡瓜抜きの一皿が置かれる。 其れをカメラに収めようとする彼に黒木さんは、「其の写真は止めて下さい」。 喰べ終わった彼は悪怯れずに「御馳走様でした」と声を掛ける。 「ありがとうございました。 写真の事、御免なさい」の黒木さんに、御兄さんは「大丈夫です」と会釈をして出て行かれた。 何て事無い遣り取りなのかも知れないが、気持の齟齬が生じそうなシーンだったと思う。 皆がこんなコミュニケーションが取れるなら、街の平和レベルが上がるだろう。 小生も些細な事で苛立つ事が少なく無い。 見習わないと…


「紫」は御休みに入ったが、秋葉詣は矢張、金曜日。
饗 くろ喜@秋葉原 其の22-1
夏の限定第一弾の「煮干の冷やし中華」を頂きに参上。 次のスケジュールの都合でSP。 黒木さんに驚かれて仕舞う。
饗 くろ喜@秋葉原 其の22-3
こんな幟(黒木さんのブログより)迄用意されて居る(笑)。 黒木さんの作品なら、煮干を懸念する必要は無いと安心して「限定3」をプッシュ。 多くの方が「冷やし」注文なので、結構な人数分を一気に造られる。

饗 くろ喜@秋葉原 其の22-2
如何にもクールな「冷やし中華」が着丼。 麺を持ち上げて口に運ぶと涼やかな魚介醤油の味わい。 とても上品なテイストで、流石と唸らされる。 沢山の具が乗せられて居るが、出汁巻玉子は贅沢に2個乗せられて居る。 ふっくらとした喰感の中にはジャコや葱かな、が仕込まれて居る。 葱を丁寧に巻いた鰯の南蛮漬は、ダイスケさん担当とか。 チャーシュウは鶏と豚の2枚。 薄くスライスした油揚には薄く甘辛のタレが染みて居て、好みのテイスト。 胡麻風味たっぷりの蘖も好い感じだ。 彩りも鮮やかなのは、フレッシュな胡瓜と甘いトマト。 貝割と茗荷がスライスされて乗せられて、清涼感を演出。 平打の麺は煮干風味のタレとの絡みが良いが、其のタレの風味には酸味が少ない。 所謂、冷やし中華のタレとは大分趣が違う。 添えられて居る「梅一味」を溶かして、味の変遷を楽しめる。 梅干を崩して一味唐辛子と合わせたとの事。 此れが効きます、イイネ。 蔦の祐貴君からアイデアの提供が有ったと伺った。 黒木さんならでは一杯を大いにエンジョイしました。 翌週は「冷やし味噌煮干そば」との事、楽しみだ。