湖麺屋 Reel Cafe @山中湖 12回目2014/06/11 01:01:00

湯河原から山中湖へのルート、何時もは箱根を駆け登って行くのだが、見上げる山々は雲の中。 先日も霧で難儀したので、今回は麓を行く事にした。 折角なので、有料道路は避けて見ようと小田原の市街を抜けて、R246から須走に斜めに抜けて、1時間半で湖畔に至る。 文学の森で写真を撮る事、2時間弱。

湖麺屋 Reel Cafe @山中湖 12回目-1
地元では見掛けない花が見られるのが、楽しみだ。 此れは、痛そうな樹に絡んだ「半鐘蔓」。 このメタリックなグラデーションの蕾が大好きだ。

15時30分頃に湖畔のリールカフェに伺う。 券売機で押すべきボタンは、つけ麺にして見た。 何時もの様に湖が正面に見える席に案内して頂いて、「此処に来た」気分を満喫。
湖麺屋 Reel Cafe @山中湖 12回目-2
3月に伺った時には除雪の山が聳えて居た処には赤詰草が咲き、湖上には水上スキー。 3ヶ月で春をスキップして夏の風景。 其れでも朝の気温は未だ寒いそうだ。 標高1000mだもんね。 烏なんぞを撮って居ると、「先刻、白鳥の親子が歩いて行ったんですよ」とスタッフの方が教えて下さった。 「時に鹿が対岸から泳いで来る」、とは高村さんの御話。 何れにせよ、此処ならではの話題に心休まる。

湖麺屋 Reel Cafe @山中湖 12回目-3

湖麺屋 Reel Cafe @山中湖 12回目-4
で、此れが着丼。 あ、漬汁の器が変わった。 斜に切った事で傾けた様な効果が出て、啜り易く為ったが、其れだけでは無いそうで、底面積の狭い逆円錐台の器よりも、オイルとスープの親和性が増すのだと云う。 安定感も有り、倒され難いのもメリットだ。 で、今回のスープだが、亦、美味しく為って居るが、今回はジャイアントリープだ。 醤油の然り気無い存在感と魚介のニュアンスが鶏の風味に良く溶けて居る。 高村さんが種明かしをして下さったが、鵠沼の魚醤を少し使って見たとの事。 未だトライアルでは有ると仰るが、完成した暁にはどんな味わいに為って居る事だろう。 先日は、渦の芳実オーナーがファミリーで来られたと伺ったが、そんな効果も出て居たのかも知れない。 柚子胡椒を塗して頂く麺の風味は秀逸。 チャーシューの美味さには、定評が確立したし、此の風景を目にし乍、此れを頂けるのなら、此処は天国以上だ。

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