そばはうす不如帰 其の332014/06/01 01:01:00

前夜に「渦呑過」をしたので、流石に一番電車は無理だったが、6時過ぎの電車で幡ヶ谷へ。

そばはうす不如帰 其の33-1
不如帰の限定に並ぶのは初めてだが、山本さん初めての「醤油の限定」と伺って頂きたく為った。 塩は「一番」の不如帰だが、小生は山本さんの醤油テイストをとても好みにして居る。 そして力丸君とふたりして「是非」と云われれば、老骨に鞭打って見ようかと云う気にも為る。 で、先日は8時半に到着してアウトを喰らった次第。

今回、リベンジの到着は7時半。
そばはうす不如帰 其の33-2
土曜日と云う事も味方して、SP獲得。 遣った! 山本さんから整理券を頂いて一旦解散、オフィスに戻る。 怪訝顔の皆にテキトーな事を云って、11時20分に再集合と云う形に為る。 整理券組は右側に並ぶのだが、通常の御客様は整理券組の13人の後に為るので、知らずに来られた方は少し御気の毒かも知れない。

そばはうす不如帰 其の33-3
そんな艱難辛苦の果てに頂いたのが、此の作品。 「長州黒かしわの鶏そば」だそうだ。
ひゃややぁ! 先ず、香りが半端無い。 こう云う馨しさは佳いなぁ、凄いなぁ。 徐に蓮華で濃い醤油色のスープを掬う。 パワフルなオイルって感じでプルンプルンする油の粒が、ス~っと蓮華に流れ込んで来る。 うむむむ、美味いな此のスープ… 思わず笑って、目の前の山本さんの顔を見詰めて仕舞う。 力強いのに洗練されて居て、綺麗なテイスト。 此れだけ濃く使って居るのに鶏の甘味は穏やか。 勿論、存在感はタップリ… 凝った醤油の組成なのだろうが、其の凜とした感覚がストレートに伝わり、美味しさが判り易い。 嫌でも眼を奪われる鶏肉…凄く手が込んで居る。 例のかしわの笹身を胸肉と腿肉でロールして低温調理して居る。 柔らかくて、ホグホグで…最高の旨味。 全粒粉を使った麺の喰感は面白い。 ヌッと云う噛応も有り、スルスルの喉越も有り、当然乍、相性抜群。 青葱と白髪葱の両方が乗るが、其等を絡めて頂くと尚結構。 丼に残る量が少なく為ると悲しささえ感じる一杯。 待時間4時間なんか、目じゃないゼ。 東京で最初の真夏日は、熱かった… 報道に依れば、長州では猛暑日だったそうだ。

先日、「次はもっと凄いんです」と伺ったが、流石にもうワントライはしんど過ぎるかな…でも来ちゃうのかな?

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