幻日2014/04/08 01:01:00

葉山港迄富士山に沈む夕日を眺めに行こうかとオフィスを早く出たのだが、先日は逆にコンディションが整わないと踏んで、東海道線に乗り換える。 富士のシルエットは見えるのだが、御天道様は雲に溶けて仕舞って居る。(実際此夕は観望出来なかった) で、最寄駅で改めて西空を観天望気。 富士山は薄いシルエットを見せては居るが、太陽はヴェールの向こうだ。

20140407 幻日-1
雲に虹色に輝く部分が有るが、「幻日」と思われる。 太陽の左側にも淡いが虹色に見える部分が有るのを確認して、全体フォトの撮り易い場所へ急ぐ。

20140407 幻日-2
左側にも同様な輝きが有るのが判る。

20140407 幻日-3
全体像。 此の時には右側の幻日は淡く為って仕舞ったが、「内暈」が観て取れる。 「幻日」は珍しい現象では無いのだが、「日」と云うよりも「虹」の一部に見える事が多い。 其の所為か「光彩現象」のひとつとしてピックアップされ、「コロナとか電磁波に依る光彩」と間違えて書かれて居るブログも散見される。 尚、幻日等の解説は小生の手には余るので、Wiki 等に委ねたい。