麺屋KABOちゃん 其の542014/02/03 20:10:00

オフィスの自席の窓から確かに金星が見えるのを確認。
麺屋KABOちゃん 其の54-1
F8.0 で金星にピントしたら、クレーンは矢っ張りボケた。 -1 も露出補正して居る。

麺屋KABOちゃん 其の54-2
上階に行くと東京湾から霧だか雲だかが迫って来て、街を覆って行く。 んで、こんな感じで日の出は見えず、だ。

此の週は金沢行を控えて居り、ラーメンスケジュールがタイトだ。 花の季さんのスペシャルも始まって居るし… KABOちゃんでの花の季スペシャルは翌週だが、取り急ぎ月曜日の昼休みに霜降商店街へ。 週刊ポストのラーメン特集で、はんつさんがKABOちゃんを推していらした。 こう遣って皆に認知されて行って欲しいなぁ。
麺屋KABOちゃん 其の54-3
此の日も味噌を御願いした。 勿論、雲呑のトッピングで。 カレー風味に痺れて見たのだが、此の味わいは独特の味噌。 蔦の味噌も其のユニークネスに評価が高いのだが、カボちゃんだって負けて居ない…と思う。 此の味噌で、果敢に打って出るのだ。

飯田商店@湯河原 11回目2014/02/04 23:23:00

黒木さんから頂いた情報で、飯田商店でも此の日から花の季さんの味噌を使った限定作品が提饗されると知った。 スケジュールの調整等、準備万端整えたのだが、告知が無いのが気に為って居た。 でも、目が覚めると飯田さんからの呟きが確り有った。 安心して朝の湯河原駅に降り立つ。 前年は朝日の撮影の後、8時に到着して仕舞った。 恥ずかしくて、当時は9時到着と云って居たのだが… 此の日は曇りだった事も有り、本当に9時過ぎにシャッターの前に立つ。 充分に早いと思ったのだが、矢張、ダントツのSP。

飯田商店@湯河原 11回目-1
「真鶴っぽい磯味噌らぁ麺」。 小生だけが見た(笑)カードケースに入って居ない「初期バージョン」の案内書。 「酒粕チャッチャ系」だそうです。 券売機のボタンの位置迄記載されて居るのが、飯田さんらしい心配り。 雨の初日に深夜の告知ツイートだった所為か、御客様の出足は寧ろ遅目。 結果的には10時40分に来るのが待時間最短だったと思われる。 でも、小生は早く戻りたいのだから、仕方が無いので有る。 2番目に到着されたリルさんが話し相手に為って下さったので、時間の流れは速かった。 防寒充分だったのに流石に冷えたけれど…

飯田商店@湯河原 11回目-2
頂いた「栄光の初杯」が此。 なんと豪勢な900円だろう。 綺麗な摘入のひとつには刺身(金目かしらん?)が乗り、揚蓮根、菜の花の御浸が飾られて居る。 柚子がひとつのキーに為って居り、スライスされた皮が添えられて居るし、摘入にも仕込まれて居るのかな。 後先に為って仕舞ったが、魚介と鶏が香るスープを啜ると柔らかく甘い味噌が優しく味わい出で来る。 其処に麹や日本酒のニュアンスが忍び入る。 酒粕が具の下に隠れて居るのだから、当然かな。 大人しいのだが、確りと品性豊かに広がる風合に確かな「磯」を感じ取れる。 そう云えば、「磯」の文字だけ黒く目立つのね(笑)。 海のニュアンスに春の野趣溢れる野菜の組み合わせ。 此の異種融合感が飯田さんの感性の賜物だろう。 そして、作品の中で結構な幅を利かせて居るのが、「はば海苔」で有る。 1枚、2000円もするとリルさんに伺ったが、此れが贅沢に千切って使われて居る。 分厚くて、喰感も粗い印象が却って好ましい。 更に「後半に入れて、味の変化を楽しんで下さい」と渡されたのは、「柚子檸檬胡椒」。 酒粕や味噌の甘さだけでなく、香辛効果が楽しめる。 此は小生の好みだったな。 今回は花の季さんの麺を使って居るが、平打のウェイビーなタイプ。 本来なら、小生が得手としないカテゴリーだが、此は違う。 此の味噌のスープにとてもマッチして居る。 程好く抑えた小麦粉感の中に味噌を立てると云う設計が見える。 飯田さんが花の季さんとコラボするとこう為る、と前回も唸ったが、今回も素晴らしい一杯に仕上がった。 勿論、完喰・完飲。 寒い雨中で待った甲斐が有ったと云う物だ。

「立春寒波」らしく、夕方には都心でも吹雪?に為る程の寒波が来ている様だ。
飯田商店@湯河原 11回目-3

飯田商店@湯河原 11回目-4

饗 くろ喜@秋葉原 其の162014/02/05 23:23:00

前日は飯田商店で頂いた花の季さんの味噌。
饗 くろ喜@秋葉原 其の16-02
翌日も秋葉原の黒木さんの作品で頂こうと遣って来た。 逆の日程にしなくてラッキーだった様だ。 と云うのは、前日はガスコンロのトラブルで1時間も開店が遅れたと伺った。 勿論、此の日はそんな事は無く、定刻のオープン。 立春寒波が居座って居て、前日に続いて寒い。 都心でも氷点下に下がり、冬日と為った。

饗 くろ喜@秋葉原 其の16-1
そんな冷えた身体には、味噌な一杯は嬉しい。 「限定3」の喰券を購入して席に付くと、小窓から覗けた外には、カボちゃんの笑顔が…

饗 くろ喜@秋葉原 其の16-3
「蔵出し味噌 2014 牛味噌そば」
スープを一口啜った印象は、牛白湯と呼びたい様なタッチと濃さで、酒粕の貢献度が知れる。 今回は花の季さんの味噌に高名な栃木の御酒で有る澤姫の酒糟がを加えて居るので、更に玄妙な味に為って居る。 だが、スープの味噌テイストはクリアでスッキリ、と既に匠が知れる。 次に口にしたのは、芹…だよね?其も根っこ付なのだが、此が凄く好みだ。 最近、こう云う苦い系の野菜が良い。 味噌テイストに半端無くマッチする。 良くこんなパズルを当て嵌めて来るものだと感心する。 大根は、細かく飾包丁を入れて、やや固目に焼いて有る。 此れに牛味と醤油味が「付けられて」居るのだ。 そして、今回の作品のテーマは「牛」なので、牛肉の塊がドーンと控えて居る。 此が柔らかくてほろほろで、飛び切りの味わいだ。 麺は飯田さんの作品同様に平打の全粒粉を使った太麺なので、屹度必然性が有るのだろう。 黒木さんのは更に太いかも知れない。。 此も亦、素晴らしい作品だが、同じ素材を使っても造り手の個性が強く出る物なのだ。 「饗」は久し振りだったが、「春のかけそば」も頂きに参上しないといけないなぁ。