2014年 初日の出2014/01/01 08:00:00

2014年 初日の出
頌 春

元旦が新月(朔:20:14)に当るので、31日に再び新月が遣って来る。 31日は旧暦の元旦なので、1月に新旧の元旦が有ると云う珍しい年に為る。 初日の出は、展望台に重ねずに地元の海岸から拝んだ。 出入口から少し位置を変えるだけで人混みから解放される。 良い年で有ります様に…

The Second Sunrise2014/01/02 11:01:45

元旦と同じ場所で2014年2回目の日の出を撮る心算で家を出た。 だが、海岸へ出て見ると、前日よりも更にスモーキーな空のコンディション。 此れは紅い太陽が上がって来ると踏んで、1キロ程西下して、最近良く行く展望台に重なるスポットに移動。 前日の位置は計算して有ったので、其処から少々西へシフト。

The Second Sunrise-1
少し波が有ったので、何時もよりは波打際に降りて見た。

The Second Sunrise-2
思ったよりフィルター効果は弱かった様だ。

The Second Sunrise-3
御日様の動きに合わせて東へ移動し乍、太陽が昇り切ったタイミングで撮った1枚。

The Second Sunrise-4
矢っ張り波は恐いのだ…

The Second Sunrise-5
元旦よりはずっと少ないが、朝から賑わう浜辺。

飯田商店@湯河原 10回目2014/01/04 23:23:00

2014年の初ラーメンは、此処と決めて居た。 湯河原の飯田商店。 前年のTRY本で醤油部門の一等賞。 正月2日から営業されて居たのだが、訪問は4日に為って仕舞った。 此の日、怖いのは渋滞。 海沿の道、上りは早くも並んで居たが、下りはチョコチョコと詰まる程度で、普段同様、1時間は掛からなかった。 開店迄未だ50分と云うタイミングで先客は3名。 4人目の方が御話好きで賑やかに時が過ぎて行く。

飯田商店@湯河原 10回目
御初の一杯は「一番の作品」を選択。 うむぅ、流石、流石の味わいは年が変わっても普遍で不変のテイスト。 1週間程、ラーメンを頂かなかったので、五臓六腑と気持に染み渡って行く。 此の優しくて嫋やかな醤油ベースの味わいは飯田さんならではの演出だ。 柔らか目に調整された細過ぎない麺が、スープを絡めて行く。 此のスープと麺の一体感が素晴らしい。 メンマと2種類のチャーシュウに三つ葉と云うシンプルなルックス。 上品な醤油感と魚介や鶏のニュアンスがマイルドに一体化して、昇華する。 そんな複雑なのに難解では無いストレートな味の構成が飯田さんの腕前を物語って居る。

初回訪問の御客様が、「薄味で…」とリクエストされた。 丁寧に応じた飯田さんが喰事制限ですか、と質問されると「好み」との回答。 更に「最後に御湯で薄めて呉れれば…」と仰る。 「そんな事は絶対にしたく無いので、出汁とタレを調整して御出しします」。 飯田さんの為人(ひととなり)を垣間見た想いだ。 こう云う人から此の味わいは醸し出されるのだと…