M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 Black 其の22013/06/22 23:23:00

婿殿が贈って呉れた45mmのレンズ、写りは好みだが、不慣れな内は中々難しい。 でも、其れが楽しい。 28~300mm(35ミリ換算)のレンズは楽が出来るので、普段は其れを持ち歩いて居る事が多いのだが、此の日は45mmだけで撮ると決めて出掛けた。 そう決めて仕舞えば、「何で撮ろう」と悩むプロセスがひとつ減る。

季節柄、紫陽花が多い。 以前に花色の記事で少しだけ触れた事が有るが、実は小生は此の花を余り好きでは無い。 子供の頃、梅雨は嫌だなぁ…と此の花を眺め、青臭い匂いにも顔を顰めたのを記憶して居る。 被写体としては面白いので、最近はレンズを向ける事も多いのだが、「好き」と「面白い」は別だと、ボーダーが引ける奇妙な存在と為って居る。 花色以外にも「面白い」トピックに溢れた植物なので、古い記事を引いて置く。

紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘

子規の此の句は小生の感性に合う。 「古池や~」の次に覚えたのが、此れだったと思う… 嫌な子供だったのかも知れない(笑)。

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8  Black 其の2-1
此の日の最初のシャッターは、思いっ切りの「日丸構図」。 陽光の下も一興かと… レンズの特性が良く知れるが、開放で撮ったので、SSは 0.0005 秒(1/2000 と書くより凄そうで…)。

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8  Black 其の2-3
つい、開放でボカしたく為るレンズだが、流石にもう少し絞らないと…

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8  Black 其の2-4
「深山八重紫」と云う種類だそうだ。 赤紫系の色は本当に難しい。 右の花の輪郭が嘘臭く為ったのは、マクロコンバータレンズを付けた所為かなぁ。

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8  Black 其の2-2
捩花。(以前の記事
マクロコンバータレンズ装着。 ピントや被写界深度… 思った様には撮れない物で… 其れに此の個体は美人さんでは無くて…でも、愛嬌はタップリです。