麺屋KABOちゃん 其の182013/05/27 23:23:00

此の時刻に此処から日の出が見られる様に為ると、雨の季節だ。
麺屋KABOちゃん 其の18-1
既に中国地方迄梅雨入して、関東でも此の日の晴れ間は貴重かも… オフィスのクールビズも始まり、愈々汗の季節。

麺屋KABOちゃん 其の18-2
そんなタイミングにカボちゃんが冷やしつけ麺を始めたと伺った。 未だ半分試作段階らしく提饗数は少ない。 で、少しフライング気味に昼休みに伺う。 少し準備に手間が掛かった日の様で、漬汁が未だ充分には冷えて居ないと仰る処を無理に御願いして造って頂いた。 

麺屋KABOちゃん 其の18-3

麺屋KABOちゃん 其の18-4
此の作品は嘗て、めじろで提饗されて居た作品のインスパイアとの事。 成程、麺にはグレープフルーツが添えられ、漬汁には焦がし葱が浮く。 進化した焦がし葱のカットは四角くて大きな「めじろ切」だそうだ。 余り意識して居なかったけれど、めじろの葱の切り方は独特だったのね。
先ずはスープの味見を… おぉ、あの濃厚で少し甘さを感じさせる味わいでは無いか。 屹度、めじろの方がもっと甘かったと思うけれど、コピーする話では無いので此で良いのだと思う。 チビっと辛いのも好みだ。 続いて、麺を直喰。 おぉ、浸して居る煮干出汁は中々強目だね。 其処へ贅沢にカットされたグレープフルーツを絞る。 檸檬よりも搾り易くて、風味が優しいグレープフルーツはつけ麺に良くマッチする。 此も最初に始めたのはめじろだったな。 チャーシューも美味だし、最早、めじろでは無くて、KABOちゃんの味わいだ。 煮干出汁は小生にはややきつく感じられるので、漬汁を生(き)で味わって居ると、カボちゃんが一番出汁で割って呉れた。 あ、此れは好きだ。 次回は麺を浸すのも此方が良い、なんて我儘は云わない様にね。
炊き立ての御飯でミニミニのチャーシュー御飯を造って呉れた。 チャーシューの肉汁の煮凝、大根卸にポン酢。 スライスされたチャーシューが敷かれて居るので、其処へつけ麺の残りのグレープフルーツを一寸搾る… あ、此は最高! 御米もサッパリと炊ける品種だそうで、其れも亦佳し。 「こんなの迄撮らないで下さいよ~」とカボちゃんがストップを掛けたので、フォトテイクは遠慮したのだが、こんなに美味しいのなら、1枚撮るんだったなぁ。 あ~良い昼喰が頂けた。 1玉半の麺と御飯で御腹一杯だ。