今日の渦 其の5062013/04/19 01:01:00

ダイヤモンド富士の観測地点は更に南下して、横須賀線では届かなく為って仕舞った。 此の日は京浜急行の終着駅の三崎口から更にバスで… 一寸、ストレス過多の様だったし、仕事も嫌に為ったので(まぁ其れは毎日の事だが)、午後は御休みにした(週末はオフィスだし)のだ。 到着した海辺の公園には園芸植物は無く、野草の楽園と聞いたのもゆっくりしたかった理由のひとつだ。

今日の渦 其の506-2
花大根(諸葛菜)ではなくて、蘿蔔(すずしろ)、詰まりは大根の花。 何故か群生して居た… 日没迄の時間も花の写真を撮って居れば、直ぐに遣って来る。 充分に天気を、雲を予想して来たので、余り心配して居なかったのだが、霞の空は矢張気に為る。

今日の渦 其の506-1
で、撮れたのはこんなフォト。 霞や薄雲がスモークフィルターの様な効果を提供して、玉子の黄身の様な御日様が富士山の山頂に沈んで行った。 本当はもう少し北に行きたい処だったのだが、自衛隊ゾーンなので遠慮して置く。 立入禁止の看板の前で若き自衛官がカヌー訓練で扱(しご)かれて居るのを金網越しに拝見するのは、悪くない。 小生が7回生まれ変わっても参加出来ない世界を垣間見た思いだ。 そんなシーンも御日様と一緒に切り撮ったのだが、其の掲載は別なアーティクルにしよう。 上の2枚のフォトは縮小しただけで、撮った儘。


そんな帰りに本鵠沼へ。 半日遊んだ帰りに渦に行ける…此れでストレスも解消だ。 其処が渦…と云うのは、神異な巡り合わせだよね(笑)。
丁度、混雑のピークと重なって3、40分も待ったかしらん。 本来なら渦ではシャッター以外の時刻では待たない主義なのだが、東松山以来、無沙汰を重ねて居るので止むを得ない。 あれ? 芳実オーナーは御不在だ。 最近はスタッフと交代で御休みの夜も多いとの事。 そんな時に厨房を守って居るのは、Y君。 経歴からすれば当然かも知れないが、頼もしい。 此の夜の賑わいは大変な物だったが、彼の奮闘宜しく、大過無くラストオーダーを迎えた。
外待して居た時に聞いた、初めて来られたカップルの会話。 「あの人がイケ面店主なのね?」と女性が店内を覗いて宣ふ。 「『あの女性』が、年上の奥さんだよ」とラーメン事情通を任じる男性が解説。 うぅぅむ… 「あの女性」がどちらだったのか、し・知りたい…(笑) 其の後、「めじろ藤沢店閉店からこじろ開店」へと御兄さんの御話は展開するのだが、ち・違うから、其の話… 噫、此の様にして好い加減な噂が広まるのね。

今日の渦 其の506-3
扨、そんな夜のスターターは、ビール。 潮風に吹かれて、喉を潤すのが先決。 フォトは「イケ面店主代行」の背中も入れて見た(笑)。 フォトを撮り忘れたが、久し振りにコロッケを所望。 ラストワン、残り物には福が有るのだ(笑)。 ヤッパ旨いわ、此。

今日の渦 其の506-4
で、どうしてもワイン。 コロッケに誘われて仕舞った。 エル・マセット。 何時もの様に逆様にして…と、面倒臭い客振りは相変わらず。 でも、此のデキャンタージュの効果は覿面で、エル・マセットが本来持つ一寸緩くてアンニュイなニュアンスが巧く出て来る。 で、止められません、御免なさい。 フォトにはY君の真剣な調理の様子を入れた。

今日の渦 其の506-5
Hさんがオーダーして下さった、メキシカンピザを分けて頂く。 此もワインを誘うね。

今日の渦 其の506-6
第3木曜日なので、蓮な一杯も考えたのだが、Y君に御願いしたのは「夜鳴つけ麺」。
今日の渦 其の506-7

今日の渦 其の506-8
麺良し、スープ佳し、で大変に小生好みの一杯。 此のシコシコ麺と素朴を装う洗練された醤油の漬汁のコンビネーションが最適化されて居る。 チャーシューもメンマも含めて、何れの部分を取っても、芳実オーナーと同じテイストに仕上がって居る。 Y君、Cちゃん、Tちゃんの3人の息もピッタリで、オーナー抜きでも此の賑わい、此の雰囲気だ。 此れから益々の繁盛だろうねぇ。 矢っ張り、シャッターで来なくっちゃ。

ロックンロールワン@町田 其の1232013/04/19 23:23:00

芹葉飛燕草。
ロックンロールワン@町田 其の123-3
此の花が咲き出すと初夏。 一寸、調べ難い花らしいが、小生の好きな野草。

週末を控えて(と云ってもオフィス詰だが)、巣鴨とスケジュールして居たのだが、祐貴君は体調が悪い様で臨休と情報が入る。 そんな日に伺ったのは、ロックンロールワン。 此の週は伺えないと思って居たのだが、時間を空ける事が出来た。

ロックンロールワン@町田 其の123-1
此の日は、「昔ならあめん」の提饗が有ったので、其れを頂く。

ロックンロールワン@町田 其の123-2
嶋崎さんの作品は何れも美味しいが、限定の中でも此は特に好みだ。 温故知新を具現する様な懐かしく、新しいテイストのライトな醤油スープ。 旨味が其処に潜んで居るイメージだ。 別皿のテーブル胡椒を振れば、野菜を加えた昭和ノスタルジックな鶏風味、かも。 麺は細くて撓やか。 少し柔らかく茹でて有る。 小生は固茹の方が好みなのだが、此の一杯をトータルで見ると、成程、玉子を加えた麺に取って、此の茹加減が適切なのだと知る。 2種類のチャーシューは1枚が古色蒼然たるルックスなのだが、此も亦、古くて現代的なテイストで特に佳い。 刻んだ穂先メンマから葱に至る迄、そんなポリシーが貫かれて居る。