樹@辻堂/藤沢 2回目2012/11/11 01:01:00

高校の同窓会。 皆、其々其也の道を歩んで今に至る。 近況報告と昔語りに頷いたり、涙腺が緩んだりの4時間を過ごす。 二次会はアルコールの好尚でテーブルを分けた。 5人でワイン4本なら上出来だろう。 最後の最後で何人かと逸れて仕舞ったが、4年に一度の夜は更けた。 最寄駅に降りると空腹感を覚える。 皆の話に夢中に為って、飲んでばかりで喰べて居なかったに違いない。 渦の常連さんに聞いて居た北海道ラーメンの店の事を思い出して向かう途中で、樹の前を通る。 古のテイストの方が、「飲んだ後」には相応しい気がして扉を開ける。 あれまぁ…長テーブルの左側は全て女性で埋まって居る。 右側には男性が2名で後は空席。 丸で男性席と女性席に分かれて居る見たいだ。

樹@辻堂/藤沢 2回目
メンマラーメンなんぞをオバサマに御願いして、昭和を感じる一杯を頂く。 スープには化学調味料の旨味が有るが、インパク度は程々で、此は是で上手くコーディネイトされて居る。 メンマは可もなく不可も無いのが、沢山乗って居る。 まぁ、メンマは好物なのでバンバン頂く。 莢豌豆に若芽… 確かに最近のデザインでは無いのだが、悪くは無い。 但し、フォトからさえ判る程の麺の緩さだけは許して欲しいな。 次回は亦、3年先かも知れないが、麺固のリクエストを忘れない様にしよう。

ロックンロールワン@町田 其の1022012/11/11 23:01:29

日曜日の昼、ユウタに頼まれた物を届けがてら、予定外に町田へ。 此の日はシャッターで伺う事は無理だったので、正午前に漸く到着。

ロックンロールワン@町田 其の102-1
20喰限定の「昔ならぁめん」のボタンには未だ×マークが点いて居ない。 端のカウンターに付くと御隣に女性が掛けられた。
最近、小生は感が冴えて居る。 あの花に出会いたいと思うと、其処に咲いて居ると云う事が4回も続いた。 逆に此の花は何だろうと図鑑を開くと、其処に載って居ると云うケースも良く有る。
此の日、御隣はYさんだろうと閃いた。 ネット上の小生の立ち廻り先で彼女の御名前を見掛ける事が屡々有るので、記憶に残って居た。 勿論、ネットネーム以上の事は存じ上げないのだが。 持ち物の何処かにネットネームが書かれて居ないかと、携帯のストラップ等をチラ見するも判らず。 と、嶋崎さんが彼女に「漢字の難しい人」と小生を紹介下さる。 名刺を御渡しして伺うと、矢っ張り、Yさん。 だよねぇ~

ロックンロールワン@町田 其の102-2
扨、「昔のらぁめん」は、香りが違う。 丼が運ばれて来る時から、「昔の香り」が漂って来る。 懐かしくも頗る上品なブーケで有る。 とても淡麗な豚の清湯醤油だが、味わいの確かさ、コクの深みは、其のライトな素性からは想像出来ない程だ。 仄かに鼻腔に届く魚介は本当に煮干なのだろうか。 其の儚く遠いニュアンスが素敵だ。 麺はとても細くて撓やかなタイプで、柳麺と呼ばれて居た時代からタイムスリップして来た。 此だけ細いと「泳ぐ」の表現にも違和感が無い。 脂身の少ない平たいチャーシューにも時代を感じさせるファクターが有る。 木耳、穂先メンマに加えて、鳴門では無く、赤い縁の蒲鉾が一切。 うん、昭和気分を醸し出して居るのね。 いや、昔からこんな美味いラーメンが有ったとは思えない。 「昔にしては美味過ぎる」のだ。

燦燦斗@東十条 其の1852012/11/11 23:20:24

夜営業だけだと中々伺えない燦燦斗。 此の2週間、到頭一度も機会を見付けられなかった。 其処で日曜日の夜に遙々東十条へと廻る。 そうしてでも後藤さんの一杯は頂きたいのだ。 日曜日の18時に伺うなんて初めての事だが、開店20分前に4名の方が既に御待ち。 雨が降り始めたので、軒先に入れただけでもラッキーだったと思う。 開店、当然の様にラーメンを御願いする。

燦燦斗@東十条 其の185-1
あ、ビールの喰券も買って仕舞った。 ポークやメンマの御摘を頂き乍、ビールを飲み干す頃にラーメンが着丼する。 そんなタイミング感が良い。 特に奥様のビアサーブは、御所様の御墨付なのだ。 其れに奥様の接客はナチュラルで素敵だ。 女性の接客で好評な御店を幾つか訪ねたが、何処かに不自然な印象を抱える事が少なくない。 小生は性格が悪いのだろうが、フェイクっぽいと感じて仕舞う。 でも、燦燦斗には其れが無い。 テイストと双璧を為す、アドバンテージだ。

燦燦斗@東十条 其の185-2
ラーメンは久し振りに何時もの味わいと云う矛盾乍も、其れを堪能。 気温も下がった夜には有り難みがぐっと増す。 此の一杯は格別な味わいの魚介豚骨醤油と自家製の太麺、そしてロースト・ポークで構成される。 やや固目かと思われる位の茹加減が此の麺にマッチして居る見たいだ。 この巧みな一杯を次は何時頂きに来られるだろう。