今日の蔦 其の４８ ― 2012/10/25 01:01:00
ラーメンの麺は奥歯にも優しいが、チャーシュウ等を頂く時は口の右側で咀嚼する様にして居るが、あずましく無い。 ラーメンに限った事では無いのだが、喰事の楽しみが殺がれて居る事は間違い無い。 そんな状況なら普段以上に美味しい物を頂きたい物だと、秋葉原に続いて巣鴨に向かう。 相変わらずの人気でウエイティングチェアの暖まる暇も無い… 毎日来て下さる御客様と御話が出来た事は、良かったかな。 昼に伺った「饗 くろ喜＠秋葉原」の黒木さんが来られると伺って、当初の予定を倍にして、壱岐っ娘を４杯も頂いて御待ちする事に。 奥歯が疼く。 …ってか、黒木さんの到着前に暖簾が降ろされて仕舞ったなぁ。 凄い人気だよね。 ポリシーに反して、長い時間に亘って１席をデッドにして御免なさい > 祐貴君。
フォトは壱岐っ娘と何時もの摘みチャーシュウ。
内緒でリクエストした潤目鰯の薄削。 小生にしては珍しく、此の魚介風味の高い御摘？は好みなのだ。 壱岐っ娘の味わいに凄くマッチすると思うんだけど。
到着された黒木さんとの御話は楽しく、勉強に為る。 道を極めつつ有る方と云うのは、小生の様な凡々人とは違う様で、鱗ばかりで無く、色んな物が小生の目や耳から落ちて来る。 次回、秋葉原で頂く時は、亦、此の御話を想い出すだろうな。 祐貴君には御迷惑だったろうが、黒木さんを御待ち出来て有難かった。
蔦そば★★(極上煮干) 「え？ 大丈夫ですか？」と小生の喰券を見て、怪訝そうな御店主。 ２月に一度、頂いて居るのだが、当時とは随分味わいが違って居る筈だ。 特に煮干味にシフトさせたので、此のコメントに為ったと云う事だろう。 確かに煮干（★★）感たっぷりだが、良い煮干を使って居るので、穏やかで香り高い物なので美味しい。 少しだけ甘さを整えた処も妙で有る。 高級感の有る醤油ダレが、武田君の手に依る餅々の太麺ととても良く絡む。 少し粘性をタレに与えて居るのが効果的なのだろう。 良く掻き混ぜて頂く。 細くカットされたチャーシュウやメンマ、青葱、薄削等のハーモニーが秀逸で、バランスが素晴らしい。 此れは人気メニューに為るのも、宜なるかな。 偶にはこんな「ニボニボチャレンジ」も悪く無い。 いや、４杯を重ねた壱岐っ娘の為せる技だったのかも知れない。 遠方に引き上げる身としては、名残惜しく蔦を後にした。
今日のめじろ＠藤沢 其の６９６ ― 2012/10/25 20:04:05
前夜に蔦で呑んだ４杯の壱岐っ娘が響いた訳では無いのだろうが、２時間も寝坊して仕舞った。 そんな日に限って…なので有る。 東海道線不全で恐ろしく混んだ電車ばかりが到着する。 ツイッターをチェックする迄も無く、車内は阿鼻叫喚の様相。 此の奥歯では噛を喰い縛って耐えると云うのも難しい。 で、サボタージュを決め込む。 有効期限間近の休暇を消化するのも悪い事ではなかろう。 で、午後からのスタートと決めたのだが、其の前にオヤジさんの顔を見て行こう。 丁度、暖簾を掛けるタイミングに到着したのだが、１０分でカウンターは埋め尽くされた。 「ラーメン Walker 」の効果は大きかった様だ。
此の日は９００円を握って遣って来た。 葱油焦葱醤油の貝柱トッピングと云う仕様。 此の５０円の貝柱が何気に（今風語用）効いて居る。 和風でまったりなオヤジさんのスープに良く合って居るのだろう。 其のスープを持ち上げ易くした麺、ツイッターやブログでは、新しい麺に辛口のコメントも無いではないのだが、小生は悪くないと思う。 仕込に手間の掛かるメンマや丁寧な調理の炙りチャーシュウも小生の好みだ。 中々スケジュール調整が難しいのだが、矢張、週一では伺いたい。
フォトは普段使いのズームレンズにＰＬフィルターを掛けて居るのだが、スープの蛍光灯反射には効果が薄い様だね。 オヤジさんはもう小生のブログを読んでいらっしゃらないとの事だったので、此からは気兼ね無く讒言を書き連ねて見ようかな(笑)。 いや、罠かも知れない（爆）…
