ロックンロールワン@町田 其の742012/06/26 23:23:00

オフィスを一番早い時刻に出るとギリギリで、ロックンロールワンの営業時間内に着ける。 まぁ、週に一度位はそんな事をしても良いだろう。 限定には間に合わないと思って居たのだが、奇跡的に未だ売り切れて居なかった、万歳。

ロックンロールワン@町田 其の74-1
そんな此の日の限定作品は、「冷やし皿そば」。 以前に花の季さんの麺で、「皿そば」を用意された事が有った。 其の時は塩ベースの味わいだったが、其れを進化させて、今回は醤油テイストでの提饗と為った。 「今迄で一番手数が掛かる限定です」と嶋崎さんが囁かれる。 成程、ユウタがチャッチャッと締めて呉れた麺にたっぷりの水出し昆布を注いだ後に乗せる具の種類は、滅茶滅茶多い。 未だ有るの…と驚く以上に呆れ始めた頃に漸く着丼(笑)。

ロックンロールワン@町田 其の74-2
フォトテイクが済んで、此の体裁を崩した処で、更に具を追加して下さった。 写って居なくて、残念だが、其れはスクランブルエッグ。 其れも隠し味にマヨネーズを仕込んで有ると云う希有な具材だ。 「錦糸玉子の代わりに…」の言葉で、ピンと来た。 此は冷やし中華なのだ。 後で嶋崎さんから解説を頂いたのだが、矢張、ロックン流の冷やし中華をイメージして造ったとの事。 そう云えば、適度な酸味が心地良く広がって来る。 其れにしても、具が天盛だ。 全部、混ぜて仕舞うのが美味しいとのアドバイスを頂き、思い切って混ぜた。 折角の盛付が台無しには為るが、ひぇ~、此は美味しい、凄く美味しい。 中心に薯蕷山芋、チャーシュウは2号と同じく2種類。 穂先メンマも勿論、豆蘖、刻海苔、糸唐辛子、胡瓜、大麦、茗荷、大葉、彼や此… ベースの水出し昆布とあの華麗な醤油の味わいに何れもがピッタリと嵌まる。 添えて有る檸檬をそっと絞って、処々の味の変化を楽しむ。 此はすげぇ味わいの冷やし中華だ。 皿には、和辛子と山葵の両方が添えて有る。 前回の作品の時は山葵が好みだったが、流石に冷やし中華、今回は何れも良い感じだ。 此で1000円! って、なんて御得なんだろう。
此の日は、閉店時間にも近いタイミングだったので、嶋崎さんが随分と色々と教えて下さった。 嶋崎さんのラーメン造りのスタンスは、「能書きは要りません。 一生懸命造るだけです」との事。 此から造る作品、終息させる作品の御話。 今後の限定作品の数々の発想も伺った。 …ドクターペッパーねぇ(驚)。 先々、伺うのが益々楽しみに為って来た。