今日の蔦 其の142012/03/08 23:23:00

夜に伺って、あのグラスで壱岐っ娘を頂きたいのだが、中々時間を作れない。 花粉症も酷いし… 責めて御昼に伺って、醤油らぁ麺だけでも頂きたい、と花粉を突っ切って巣鴨に辿り着く。 雑誌(新店2位の奴)に加えてTVにも出るかも… って、結構な事だ。 所有(あらゆる)機会を利用して、この美味為る一杯を喧伝しようではないか。

今日の蔦 其の14
この醤油らぁ麺は、美味しいと思う。 祐貴君が造って呉れると云う事情を差し引いても、佳い作品だ。 美味さが安定して来た感じで、安心感が滲む様に為った。 小生は普通、スープを少し啜った後は、麺を一気に喰べて仕舞う。 其の後にスープを適量飲むと云うスタイルなのだ。 だが、この作品の場合はスープと麺を交互に頂く。 途中で飲みたく為るスープなのだ。 決して出娑張らず、だが、確りした味わいが淡麗なスープに宿って居る。 醤油の雰囲気、鶏のニュアンス、其れに魚介の風味。 其等の全てが醤油をコアに整然と纏まる。 何れも突出して居ないし、控えても居ない。 この全体最適な味わい事態が明著なのだ。