今日のめじろ@代々木 其の6262012/02/25 01:01:00

金曜日…なら、代々木へ。 久し振りに新宿駅から歩く。 と、Francfranc のショーウィンドに誘われて、ワイングラスを1脚。 此はめじろ用…って、渦でもしない我儘だなぁ(汗)。 暖簾を潜ると、Sさんと FILE さん。 早い時刻に伺って良かったぁ。 御二人とも未だ御仕事中との事で、この時刻で無ければ御目に掛かれない処だった。

今日のめじろ@代々木 其の626-1
早速にワイングラスを取り出して、グラスに依る味わいの違いが良く出る様にと、ジンファンデルを選択。 前回飲んでから時間が経って居るので、はきとは判らないが、矢張、このグラスがベター…と云う事にして置こう(笑)。

今日のめじろ@代々木 其の626-2
チャーシューを焼いて頂いて、ボトルを抱いて、グラスを傾けて長居をして仕舞う。 あ、あれ? 主麺はぁ??

今日のワイン 其の6952012/02/25 20:09:55

ジョセフ・ロティ ジュヴレ・シャンベルタン レ・フォントニー
JOSEPH ROTY Gevrey Chambertin 1er Cru Le Fonteny 2001

めじろ代々木の矢島さんと力丸君と飲みに行こうか…と云う話に為り、閉店を待って渋谷に向かう。 でも、既にこの夜はウッドブリッジを1本、空けた後だったのだが… 向かった先は先日、西尾さん達と伺った、シノワ。 西尾さんの御学友がソムリエールを為さって居るので、電話で予約。 金曜日の夜なので、テーブルに余裕は無く、カウンターで…と云う事だったのだが、この怪迂(むくつけ)き野郎が3人なら寧ろ好都合だ。 其れに彼女はこの夜は、カウンターを担当されて居た。
3人其々に最初の一杯はグラスで御願いした。 え~ 小生はボルドーの何かを選んだと思うのだが、覚えて居ない(汗)

今日のワイン 其の695-1
ボトルで頂いたのが、此れ。 ロティのジュヴレ・シャンベルタンは、レ・フォントニー。 一寸、頑張り過ぎたかな…とも思うが、めじろを支える二人の慰労会なので、まぁ良いだろう(笑)。
ジュヴレ・シャンベルタン、いやブルゴーニュが好きな方なら、ロティを知らぬ筈が無い。 この 0.5ha しかないプルミエ・クリュの畑の生産量は、100ケースだから1200本。 11年前に収穫されて、この夜、我々に飲まれるのを待って居たんだろうなぁ…なんて。

今日のワイン 其の695-2
ミディアムガーネットのエッジに褐色が混ざり始めた印象の色相から伝わるブーケには、ミネラル感とブラックベリーが織成す複雑な香りと地面の風合が満ちて居る。 流石に美味い、グラン・クリュと云われても納得するだろう。 「ロティには先ず裏切られない」と良く耳にするが、誠に其の通りだ。 凝縮した果実…と云うよりも味わいを濃くしないで、エキスの稠密度を上げたと云う印象で、良質のピノらしい肌理の細かさと重厚さの中の躍動感… と云う、得体の知れない楽しさがいっぱいだ。 遠くに香ばしい印象が潜んで居るが、此れが小生に「御焦」を想起させたのには笑ったが、まぁ、コーヒー的なのかな… 其れにミント、ストロベリー、菫にあの「大地のニュアンス」が溶け合う。 勿論、ミネラリーでは有るが、何に対しても邪魔をしない特性がユニークだ。 タンニンは、必要にして充分。 良く弁えた存在感と云うか、融通は利かないが、何処か優しいバトラーをイメージした。 アフターは特筆する程では無いが、静かに、気が付いたら居なく為って居たと云う然気無さが、良いのかも…

何時もの小市民的コメントだが、ネットで買って、御家で飲めば、グリオット・シャンベルタンでも御釣が来るが、其処はワインバーって事で。 でも、レ・フォントニーのこのヴィンテージは、ネット上で諭吉さん1枚程度だから、シノワのボトルプライスはネームバリューに比して高くは無いだろう。 グラスは…判らないけれど(笑)ね。

ロックンロールワン@町田 其の502012/02/25 20:50:29

移転1年目の最終日に当たるこの日、ロックンロールワンに50回目の訪問。 大体、週に一度のペースと云う感じだが、我乍、良く足を運んで居る。 最初はユウタの働きっぷりを見るのが目的だったが、嶋崎さんの作品に巡り合えたのは、天佑で有る。

ロックンロールワン@町田 其の50-1
御所様から伺って居た、幻の「1号」。 2日間に渡る、移転1周年の記念スペシャル、「カウンターShock!」の第1弾。 嶋崎さんのブログには、超追い鰹ラーメン『1日だけの1号復活!』と書かれて居る。 御所様にも御知らせしたのだが、どうしても御都合が付かないとの事で残念。 嶋崎さんからも是非との御誘いを頂いて、そりゃあ、伺うでしょう。 1年前と同じロマンスカーに乗り込む。 本降りの雨の中、何時もよりも1時間以上早く到着。 あはは、流石に早過ぎたかしらん。 余裕でSP。 この日は後のスケジュールの関係で、帰りのロマンスカーも取って居たので、2ロット目位には入りたかったのだ。 長い待ち時間の為に、時間潰しグッズを彼れ此れと用意して来たので、体制万全。 暫くすると、1年前と同じ様な皆さんが集まり始める。 以前にも此処で御目に掛かった方と御話をするが、ロックンロールワンへの造詣も深い方だ。 此処は雨に当たらずに待てるのは良いのだが、長く待って居ると当然寒い。 丼を落とさない様に開店前には手は暖めておこう。 開店時には28名が並び、流石の人気だ。

ロックンロールワン@町田 其の50-2
最初の一杯を頂戴する。 香りが凄い。 追い鰹効果は絶大で、鰹風味が丼から溢れんばかりに昇って来る。 丼を持ち上げてスープを啜ると、成程、強い風味だが、強さに伴うギタギタのインパクトに代わって、濃くは無い醤油に絡む優美な鰹が繊細な旨さを構成して居る。 此だけ鰹を出して居ても、何時ものバランスが崩れて居ないのが、信じられない。 飽く迄も優雅でナイーブ。 魚介系の味わいに鶏が上手く絡んで居て、其のハーモニーは何時ものロックン流だ。 珍しく菠薐草が彩りを添え、穂先メンマは何時もの通りの脇役振り。 一方で、チャーシューは普段の鶏やイベリコ豚では無く、脂身の少ないアッサリとした物に変えられて居る。 豚の腿肉だそうだが、サッパリとしては居ても、充分な味わいが込められて居て、鰹風味に良くマッチして居る。 麺は先日頂いたやや中太の麺。 少しだけ柔らかいのに小生が好きなタイプの麺。 鰹味を良く絡めて、口に伝えて呉れる。 最後にスープを飲み干して、其の後味の引き具合と切れに感心する。 水で流したく無い気分だったのだが、「水も資源」のポリシーには抗わない事に。 御隣の方は途中で水を飲んで、最後にスープ。 流石です。
帰りも相模大野からロマンスカーで戻るが、雨が上がって明るく為って来た。 あ~、気分爽快で有る。 万歳!