今日のワイン 其の6582011/11/21 01:01:00

プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア ポッジョ・レ・ヴォルピ
Primitivo di Manduria - Poggio le Volpi 2008

麺友のマリーさんの華燭の典は、彼女らしく素敵で楽しい華やかな宴でも有った。 そんな余韻に浸り乍、久し振りに奥さんと観覧車に乗った。 こんな機会でも無ければ、まぁ乗らないゴンドラからの景色は、煌びやかさ溢れる西の大都市。 第2の「都(と)」に為る日は近い? 遠い??
今日のワイン 其の658-1

予約した新幹線の時刻迄間が有ったので、大阪駅に隣接したイタリアンカフェに入る。 中々充実したワインの品揃。 出来るだけ奥さんの嗜好に合わせて、而も叱られない程度のプライス(此処、良い御値段だねぇ)と為ると難しい。 そんな結論が此れ。

プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア ポッジョ・レ・ヴォルピ

「プリミティーヴォは葡萄の品種でね、カリフォルニアではジンファンデルと呼ばれて居るのと同じ品種、でもクロアチアが原産らしい。 或るワイン好きの科学者がね… 」と此処迄喋って、相方が上の空なのに気付く(笑)。 イソップの話の方が良かったかしらん?
今日のワイン 其の658-2

イソップ寓話の中に「酸っぱい葡萄」と云うのが有る。 ジャンプしても届かない枝の葡萄を「酸っぱい葡萄だ」、と狐が云う有名なストーリーだ。 英語の "Sour Grapes" は「負け惜しみ」と訳される。 この舞台と為ったのが、ポッジョ・レ・ヴォルピの畑が有る辺りらしい。 現在でも狐(Volpi)は多く生息するのだそうだ。

今日のワイン 其の658-3
予想した以上に濃い色相で、ガーネットとかルビーとか云う感じでは無く、ダークヴァイオレット。 スワーリングして遣ると、ブーケからはカカオやブルーベリーの中々確りした香りが感じ取れる。 口にするとややチープで厚みに不足感が有る物の、ジャミーな凝縮感が心地良い。 タッチは柔らかいのだが、未だベルベッティと表現される程では無い。 タンニンは粗くは無いのだが、可也の主張が有り、パワフルさは此処から来る。 この品種特有の適度な酸味とややアーティフィシャルな甘味が、キャンデーを想起させる。 だが、安いジンファンデルの様な「其れだけ」には為って居ないのは、云う迄も無い。 樽香かな、バニラの香りも少々余韻に絡む。 だが、アフターの引きは長くは無い。
フルボディ乍、奥さんでも楽しめると云う選択は良かった。 リカーショップでの値段で有れば、ハイCPだと手放しで褒めても良かろう。 だが、ロケーションを考えてもややボリ過ぎのこの店のプライスでは、造り手の意図が霞んで仕舞うねぇ。

当方のツァーは「過喰の店」巡りに為って仕舞い、体重計が恐い…
一方で、「658-587=71」。 未だ此れだけのボトルが掲載を待って居る…