爐@札幌2011/11/01 23:23:00

久し振りの出張で札幌に遣って来た。 札幌に来たら必ず寄るのが、此処。 前職の頃は良く来た物だが… 札幌駅の直ぐ近くのビジネスビルの地下に、この一軒だけが営業して居る。 実に味気無いロケーションなので有る。 まぁ、こんなロケーションだからこそ、出張時のランチに向いて居るのだが。

羽田空港からの富士山。
爐@札幌-1
この日は絶好のフライト日和で、鳥瞰図を見る様な眼下の景色で有ったが、丁度正午に入店。 北の都の背広族と一緒にカウンターに収まった。

爐@札幌-2
とても喉が渇いて居たので、ビールを御願いして仕舞う。 お、「クラシック」の瓶。 流石にサッポロの地元と云う訳だ。

爐@札幌-3
扨、此処のラーメンは一寸有名だが、其の理由はこの色だ。 濃い焦げ茶色だが、真黒に見える。 とは云っても、醤油ラーメンの黒いラード(マー油では無い)の膜の下は、ベージュ色のスープに為って居る。 焦がしたラードなんぞはこの歳で口にしては為らないのだが、懐かしく美味しい香ばしさが御腹と心に染みる。 前回味わったのは何時だったろうなぁ? 豚骨醤油の味わいは黒い色程にコンクでは無いし、有り勝ちな大蒜の風味も然程には強く無く、其れが良いのだ。
麺は中太の縮麺。 所謂玉子麺で、何とも云えぬ北海道気分だ。 茹で加減がやや緩い物の、悪く無い印象だ。 玉葱や蘖がたっぷりなのも小生の好みだ。 チャーシューも際だって何がどうと云う事では無いのだが、ボソっと感が程々で良い味わいを持って居る。
最近は「富山ブラック」等、黒さを売りにして居る御店も少なく無いが、此処は小生が生まれた頃から真っ黒(特にスペシャル)だそうだ(笑)。 うん、次回の訪問は何時に為るのだろうと、暖簾を振り返り、振り返り階段を上った。

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