今日のワイン 其の5812011/10/10 23:23:00

ドメーヌ・ル・マス・ダガリ キュヴェ・ナヴィ Vdp コート・ド・サラグー 
Le Mas D'Agali VdP des Coteaux du Salagou Cuvee Navis 2008

今日のワイン 其の581-1
土曜日の夜に渦で常連のT氏御夫妻と飲んだ。 エル・マセット、サン・ビアッジョと飲んだ処で、芳実オーナーがロックスオフにリクエストして、常備ボトルとは違う1本を用意して下さった。

今日のワイン 其の581-2
ラングドック・ルーションと云うから、エル・マセットのロケーションに近い。 4haの畑を一人で管理されて居るそうだ。 ロックスオフなボトルだから、当然、自然派。 其れも気合いが入って居そうだね。 「外来種に興味はなく、地域由来の品種で最高のワインを作ることが目標。」との事で、やっぱり、シラーとグルナッシュが30%づつ。 40%はカリニャンだそうで、此れは判りませんでした。 「ナヴィ」は、「森の水源」と云う意味だそうだが、成程、ミネラリーかも知れない。
ビロードを思わせる滑らかな印象の液体は、濃い中に明るいコアが有る様なルビーカラー。 以前の「渦記事」では、海藻の様な香りが混じるブーケと書いたが、一寸、風邪薬の「改源」見たいな感じだったかも。 勿論、この地域に有る無花果の様な柔らかい香りも充分に有るのだが。 口当たりは見掛け通りに柔らかく、滑らかで肌理が細かい。 ブーケ以外のテイストには、ココア等も顔を出すが、果実の凝縮感が強い。 タンニンは繊細で、ビオにしては酸味も程々。 だが、前述した様にミネラル感はたっぷり。 アフターでは、少し遠慮して欲しいと思わせる程なので、此処で好みが分かれそうだ。
このロケーションのボトルにしては、少々値が張る様だが、其れに見合ったクオリティが有ると申し上げて良さそうだ。

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