吉左右@木場 10回目2011/09/06 22:48:04

この日は変則の昼休みに為ったので、久し振りに「吉左右」に足を延ばした。 多少は気温も下がり、陽が陰ると少しは楽では有る。 13時を30分以上廻ったタイミングで、御待ちの方は御一人だけ。 でも、タイミングは良いとは云えず、10分程待って案内される。 因みに後客は7だったと思う。

吉左右@木場 10回目-1
事前注文には、つけ麺と答えて居た。 云わずと知れた魚介豚骨の雄。 燦燦斗と並び称される有名店の味わいは、つけ麺の方が評判が良い見たいだ。 燦燦斗よりも少し柔らかい味わいのスープは、初口にカレーを感じる。 忘れて居たのだが、毎回感じるので、矢張、気の所為では無さそうだ。 いや、カレー粉を本当に使って居るかどうかでは無くて、そんなイメージが有るスープだ。 メンマと刻みチャーシュウが沈んだスープは、流石に美味で、同じジャンルで似た味わいの燦燦斗とは、亦違うジェントルさが前面に出る。

吉左右@木場 10回目-2
加水率の高いプリンプリンの中太麺に一味を振って(容器の穴が小さいのは良いと思う)、直喰すると結構イケる。 勿論、スープに浸せば更に旨いのだが… 大行列に嫌気が差して、近いにも拘わらず半年に一度の訪問だが、満足出来る一杯だ。

この御店の接客は以前から定評が有るのだが、小生には「無理して好印象」見たいなニュアンスが感じられた。 「此れだけの数の御客様相手では、如何な愛想も不足しても止むを得ない」見たいな事を書いた記憶が有る。 だが、この日の御夫妻からは「無理」を感じなかった。 「作って居ないと思わせる好印象」に進化して居た。 途轍も無い忙しさの中で、この接客は凄い。 御二人の間の会話も耳触り良く聞こえたケースが殆どだったし…(全部じゃなかったけれど(笑)) もう一度書くが、此れだけの数を相手に、超々忙しい中でのこの印象は褒められて然るべきだ。 其れにこのテイストの組み合わせで、流行らない訳が無い。