今日のワイン 其の5732011/08/21 01:01:00

カサス・デル・ボスケ カベルネ・ソーヴィニヨン グランレゼルバ
CASAS DEL BOSQUE GRANRESERVA Cabernet Sauvignon 2008

今日のワイン 其の573-1
渦のスタッフ、R子ちゃんの歓送会に常連のHさんが、持ち込まれたボトル。 以前に矢張、Hさんが此れのピノ・ノワールを持参された事が有った。 屹度、氏の御気に入りなのだろう。

今日のワイン 其の573-2
所謂、チリカベだが、カサス・デル・ボスケのボトルは、ピノとシャルドネが多く、日本ではCSは余り見掛けない。 ルビー色は可也濃い。 ブラックベリー、プラムに無花果のブーケだが、口に含むと、コーヒーやチョコレートと云ったビターだが、一寸甘い様なテイストも感じる。 オーク樽のバニラ香は強くは無いが存在する。 スケール感は無いが、小振りに纏まったボトルの様だ。 ややアルコール度数が高いが、其れがタンニンと綯い交ぜに為って、アフターの印象は芳しく無い。

今日のワイン 其の5742011/08/21 02:02:00

オレリアン・ヴェルデ ブルゴーニュ ブラン
AURELIEN VERDET BOURGOGNE BLANC 2008

今日のワイン 其の574-1
大晦日に大賑わいのロックス・オフに押し掛けて、先日飲んで仕舞ったヴォーヌ・ロマネの次のボトルをセラーで漁る。 「Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas / Michel Gros 2002」、中々、グラン・クリュには手が出無いのだが、良いボトルを見付けた。 で、忙しい御店主に声を掛けて、更に白を2本、赤を1本選んで頂いた。 其の白の内の1本が此れ。 大晦日の夕餉は、老人の好物の蟹を茹でる事にして居る。 不肖の息子も年の瀬位は親孝行?する物だ(笑)。 否、小生はワイン等、アルコールの準備だけしかしないので、奥さんが大変なので有って、親孝行は奥さんの手に依る。

今日のワイン 其の574-2
蟹に合わせた心算のブルゴーニュ ブラン。 ロックス・オフらしく、オレリアン・ヴェルデは、若手のビオディナミ生産者。 「ECOCERT認証」も得て、コテコテの…と冠を付けても良さそうだ。 高いボトルでは無いが、温度管理も確り遣って、クーラーも用意して準備万端。 其程には濃い色相では無いのだが、判り易いブーケがポ~ンと飛んで来る。 焼立トースト(或いはバニラ香)の爽やかな香りだ。 此れは樽由来かも知れない。 味わいは澄んだシャルドネで、とても上品だ。 少し甘い柑橘類のテイスト… 桜島の小蜜柑を洗練させた様なイメージ。 其れにペアと少しだけの青林檎。 此等から発せられる酸味が適度に若さを訴える。 中々アフターを引いて呉れるのも、嬉しい感じだ。 時間の経過で、桜島の小蜜柑が少しスパイシーに傾いて行くのが小生の好みでは無いので、早く飲んで仕舞いたい(笑)。 08年だが、抜栓のタイミングは良さそうだ。 弁えたエレガンスを束ねたボトルは、一寸奮発した茹蟹に良くマッチして居た…と思う。