今日のワイン 其の5642011/06/12 01:01:00

シャトー・プピーユ・AOC・コート・ド・カスティヨン
Chateau Poupille 2006 AOC Cotes de Castillon (Vignobles J.M.Carrille) 

今日のワイン 其の564-1
丁度、半年前の事に為って仕舞った。
naginicai で、NCSの小林さんと飲んだ2本目。 1本目は、レザンファンのCFだったが、此方は何度も取り上げたので、単独記事は省略したい。(最近、そんなケースが目立つかも)
シャトー・プピーユのフラッグシップは「プピーユ」で、セカンドが「シャトー・プピーユ」だと云う。 漫画に取り上げられたり、ブラインド品評会でペトリュスと戴冠を争ったとかの逸話満載の気鋭のワイナリーだ。 ロケーションのカスティヨンは、サン・テミリオンの尾根伝いだそうで、土壌も同じとか。

今日のワイン 其の564-2
濃い色相のブラックガーネットで、手強そうな印象が有る。 ブーケからは、喰用の葡萄、ピオーネ等の完熟香を感じるが、樽香が付け過ぎじゃないかと思う程にバニラ。 味わい云々云う前に、硬い… 固い、堅いかもぉ。 「どう遣って起こしましょう」状態だが… 凝縮感もタンニックな処も全て化石見たいに為って居て(一寸云い過ぎ)、正しく味わえない。 でも、濃いのだけは良く判る。 チェリーとかカシス、プルーンとかに加えてスパイシーさも感じるが、若い苦味が結構邪魔に為る。 春浅い針葉樹の森中を残雪を踏み締め、幹に手を添え乍、蹌踉めき歩くイメージが浮かんで仕舞った。
結局、此れが解れるには数時間が必要かな…と思って居る内に終わって仕舞った。 デキャンタージュで叩き起こすのは賛成出来ないタイプで、次回は前夜に抜栓して置いて貰おうかしらん。

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