今日のワイン 其の5612011/06/05 01:01:00

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ ジンファンデル
Robert Mondavi Woodbridge Zinfandel 2008

半年遅れ(汗)のアーティクルだ。 此れ以上、遅れ無い様にせねば…

今日のワイン 其の561-1
忘年会前に顔を出した「金メジ」。 飲まない心算だったのだが、賑やかな雰囲気に釣られて、つい手を出したのが、このボトル。 USの固有種と云う訳では無いのだが、「ジンファンデル」と呼ぶのはUSだけで、欧州の起源種(イタリアのプリミティーヴォやクロアチアのチェリエナック)とは味わいも大分変移して居る。

今日のワイン 其の561-2
凄く濃くは無いが、深みの有るルビーカラーで、矢張、ヴァイオレットの色要素も持って居る。 ブーケには一寸不思議な甘さが有り、瓶詰プルーン見たいな香りにスパイシーな印象が混じる。 タッチは軽やかで薄い。 ライトな甘さに穏やかな酸味と根性の無いタンニン。 ストロベリーキャンディの様な人工的な甘さが後に残るのが、小生の好みにフィットしない。 さぁ、困った… リクエストしたのは小生だから、誰かに飲ませて仕舞おう(笑)。

今日のワイン 其の5622011/06/05 02:02:00

フェドゥス マルケ サンジョヴェーゼ サン・サヴィーノ
FEDUS MARCHE SANGIOVESE SAN SAVINO 2007

今日のワイン 其の562-1
土曜日の夜遅く、奥さんと伺った渦で、芳実オーナーが仕入れて置いて下さった1本。 ロックスオフの御店主のセレクション。 インポーターのキャッチには、「衝撃のサンジョヴェーゼ」の文字が躍るが、「ガンベロ・ロッソ」で、ドゥーエ・ヴィッキエリ獲得等、着実に評価を上げて居る。

今日のワイン 其の562-2
深いガーネットカラーに染まったグラスからは、トスカーナのサンジョヴェーゼよりも黒い香りが立ち上る。 更にコーヒーやシガレットのブーケが漂う。 確りした印象でパワフル乍、中々柔らかいタッチは細かいタンニンが齎す物だ。 矢張、ビターなボトルだが、其処にプラムと少し青い感じ…無花果かしらん。 亦、酸味が溌剌として居て、バランス良く纏まって居る印象に為る。 アフターが奇麗で長いのが、特筆したい点で、良いサンジョヴェーゼと云うイメージを強く植え付けて呉れる。

今日のワイン 其の5632011/06/05 03:03:00

ビーニャ バルディビエソ メルロー
VALDIVIESO MERLOT 2009

今日のワイン 其の563-1
急に御呼び立てしたワインエキスパートのCさんと渦で飲んだ2本目。(1本目は何度も取り上げたサン・ビアッジョなので、単独記事は省略して居る。) 実は、此れも一度飲んで居る。 渦の新しい常備ボトルのひとつだ。

今日のワイン 其の563-2
直ぐに思い出さなかったのは、エチケットデザインが変わったからだが、同じヴィンテージでエチケットが変わるなんて事も有るんだな。 紫掛ったルビー色からのブーケは、メルローっぽいのだが、少し弱くて人工的な造作を感じるのは、どうしてだろう? 口に含んでも「作られた感」を払拭出来ない。 タンニンは大人しく、ややスモーキーでスパイシー。 チョコレートやコーヒーのニュアンスが有るが、その上澄だけがアフターに入って来るので、満たされる印象に為らない。 巷の評判は悪く無いので、小生に合わないと云う事なのだろう。