撮って見た 其の33 (春の草花 Ⅴ ) ― 2011/05/01 10:18:32
前週の日曜日。 早起をして、庭の花を撮って見た。
大輪の山吹。
色の名前に為る位だが、改めて其の強さに驚く。
やや色被り気味だったのを調整したのだが… 花弁の白い痘痕は御愛嬌かな。
白山吹。
山吹とは属違い。 花弁も山吹が5弁に対して、4弁。 亦、山吹の葉が互生なのに、白山吹は対生。 尚、白花山吹と云う園芸品種も有り、此方は5弁花で将に色違いの山吹。
燈台躑躅(ドウダンツツジ)。 ハイキーなフォトにして見た。
枝分かれの様子が「燈台」、或いは「燈明台」や「燭台」に似て居るので、「トウダイツツジ」と為り、「ドウダンツツジ」に変訛したとの事だが、何か無理を感じるなぁ。 「満天星」の名も有り、少し古臭いが良い命名だ。
小さなブラックレンジャー?が止まって居たのには気が付かなかったが、御蔭でピントが甘いのがバレて仕舞った。 自宅の庭なんだから、三脚を使うべきだ。 でも、E-PL1 だけは、リモートでシャッターが切れないんだよねぇ… ファームのバージョンアップ希望。
遅咲の白椿、仏蘭西白(フランスジロ)。
仲良し、下が男性、上が女性に思える。
前夜の雨滴が残って居る事も有って、バニラアイスに思えるのは小生だけ?
庭の菫は、「スミレ」と云う種類。
子供の頃、近所の野山に点咲して居て、濃い紫を見付けると嬉しかった記憶が有る。 其れ以来、小生の菫はこの葉の長いスミレ。
丁度朝陽が射し込んだタイミングで、好きな細長い葉が入る様に切り取った。
老父が7年前に箱根の湿生花園で購入したアザレア。 一度、害虫でコテンパンに遣られたのを母が丹精して立て直した。 フリルの様な花弁が艶っぽい。
そんなバージンホワイトの花弁を強調したくて、WBを 4500K の蛍光灯に設定。
中心を覗き難い花でも、やっぱり、蕊を見せない絵は駄目だね…
パンジーの中から烏豌豆。
延びた蔓先がユーモラスだ。 老父が気付いて抜き取る前にパチリ。
「もう脱いじゃったの?」、「うん、一寸寒い…」
紫木蓮。
空を背景に明るく撮り、背景を白く飛ばしてから、花色を少し濃くして居る。
この花の厚い花弁がコンクリートに落ちて居るシーンは、嫌いだ。
二人静。
なのに、3つの花序が見える。 ま、4つ、5つ迄は良く有る事だ。
因みに二人とは、静御前と彼女の亡霊の舞姿だそうだ。
「一人静」より繁殖力が強く、時に駆逐して仕舞うと云う。 名前らしからぬ御転婆。
ミニサイズの長実雛芥子。
何処にでも咲いて居る。 1961年頃に日本に来たのだから、凄い繁殖力だ。