吉左右@木場 9回目2011/02/28 21:38:38

早くも2ヶ月を消費して、残り10ヶ月と為った2011年。 慌しい中、昼喰を… 時計は13時30分を廻って居る。 外は霰だか氷雨だか… 此れはチャンスで有る。 こう云うタイミングこそ、吉左右時間だ。 で、滴が傘を叩く音の大きさに戸惑い乍、木場迄足を延ばす。 丁度、満席だが行列は無く、5分と待たずに店内へ。 奥様が事前に注文を訊いて下さるのだが、この日は着丼迄、10分程掛った。

吉左右@木場 9回目-1

吉左右@木場 9回目-2
この日は珍しく、「つけ麺」を御願いした。 そうだった、このプリプリとした喰感の色白の美人さんな麺。 一味唐辛子を振って(上品な容器で一寸ずつしか出て来ない)、先ずは直喰。 加水率の高い麺だが、ムチプリな感じが此迄以上に好みに感じられた。 淡いと思われた小麦粉の風味も直喰すると感じる事が出来る。 漬汁は、初口には酸味を感じる。 此れも毎回の事だが、直ぐに酸味は識別出来無く為るのだが… そして、カレー粉を隠し味に使って居ると毎回思うのだが、違うんだろうなぁ。 メンマや解したチャーシュウがスープに潜むが、燦燦斗とは違う、魚介豚骨ベースの味わいはマイルドで優しい印象だ。 勿論、麺とのマッチングも非常に良くて、直喰も良いが、合わせてナンボなのは、当たり前だ。
この日はスープを割って頂いたが、とても麗しい。 まぁ、此れなら大人気なのは無理は無い。 外を見ると、14時を廻って居るのに傘が3本見えるなぁ…
尚、フォトはS001で撮った。

西尾中華そば 其の1872011/02/28 22:07:56

漸く冷たい雨が上がった夜、奥さんは臨時の稽古で留守との連絡。 で、其れを好都合と霜降に遣って来た。 この夜は月曜日には珍しく、西尾さんが厨房いらっしゃる。 味噌ラーメンは、「茄子のなめろう」のタイミングだ。 「なめろう」は元々は魚を叩いた料理だが、茄子をベースに茗荷や生姜、大葉を加えてそんな形に整えたのが西尾流。 自分のブログを検索して判ったのだが、西尾さんは鯵のなめろうも含めて、何度もなめろうを提饗されて居る。 十八番のひとつ見たいだ。

西尾中華そば 其の187-1
少し真面目に仕事を熟した日だったので、ビールを二杯。 摘みは其の茄子のなめろうとチャーシュウ。 雨上がりのNCSは、御近所の御客様も少なくない。 姉御肌の彼女と草喰系男子のカップルの会話も面白かったが、御父さんと坊やの会話は、もっと楽しい。 チャーシュウ御飯と味噌ラーメンを御父さん同様に平らげたのは、小学校の4,5年生。 〆の一言は「やっぱ、ニシチュウはうめぇや…」。 危なくビールを吹き出す処だった。 何時も御父上がそう宣ふのだろう。

西尾中華そば 其の187-2
で、小生も、其の味噌ラーメンを御願いする。 茄子のなめろう自体に味噌を使って居るので、スープに仕込む味噌は少々控え目との事。 なめろうのボリュームはタップリで、堪能出来る。 前年にも頂いたが、茄子のスライスをど~んと浮かべた一杯は、インパクト充分。 確かになめろうの味噌とスープの味噌が良く調和して居て、味噌を更に味わい深くして居る。 今回の作品は、なめろう茄子をコアに置いて、余り弄くらないで仕上げた処が味噌だね(笑)。 麺は玉子麺と何時ものマサ配合麺が有ったのだが、西尾さんもマサ配合麺がベターと仰る。 確かに良いコンビネイションだ。 いやぁ、御腹が一杯に為って辞去して来たが、うむ、超満足な作品だ。