西尾中華そば 其の1862011/02/24 01:01:00

前回伺った際に頂く予定だった、「花の季」さんの味噌で拵えた一杯を頂きに霜降へ。 この日は小林さんが厨房を守っていらっしゃる。 「定刻の5分前には暖簾を掛ける」と云う方針が決まったと伺ったが、「西尾中華そば」は此迄もそんな感じ以上だった。 開店とほぼ同時に地元の御客様で満席に為り、背広族の行列が出来る。 相変わらずの人気だ。 小生の御隣は90歳にも見える御爺ちゃん。 喰速度はゆっくりでは有るが、健啖家でいらっしゃる。 小生もこの先、30年もラーメンを喰べて行ける…筈は無いか(笑)。

西尾中華そば 其の186
花の季さんの味噌は、洗練された口当たりでは無い。 ザラっとした素材が、其儘入って居る。 大豆なんかも丸ごと残って居たりするのが、楽しい。 だが、味わいは決してワイルドでは無い。 素朴な語りだが、粗野では無く、穏やかにテイストを主張する。 都会の喧騒を離れた場所で、伸び伸びと育った米や野菜で造ったと云うイメージ其物だ。 過激では無く優しく、そして確りと云う味噌。 其れをきちんと活かして、ラーメンに昇華させるのは、流石に巧みと云う他は無い。 程度を弁えた辛味が良い具合で、少し汗が額に滲む位で丁度良い。 何時ものマサ配合麺が、やっぱり万能プレイヤー振りを発揮して、良いパートナーと為って居る。 気が付いたのは、この味噌スープと蘖の相性。 使われて居るのが細い蘖と云う事も有るのかも知れないが、こんなに蘖とマッチする味噌スープは初めてだ。 蘖大好きな小生には、嬉しい驚きだった。