せたが屋@羽田空港2011/02/17 23:23:00

出張に出る前に羽田空港の国際線ターミナルで途中下車。 4階の「江戸小路」に有る「せたがや」に寄る。 時刻の所為も有ろうが、どの飲食店も賑わって居る。 せたが屋も行列が10名以上だ。 そう広くは無い店内は旅行客で溢れて居るが、其れでも15分程でカウンターに案内される。

せたが屋@羽田空港
買って居た喰券は、「せたがやラーメン」。 全部乗せのフラッグシップだ。 でも、1050円は流石に高いだろう。 味玉半分が二つ。 う~ん、味玉のテイストは矢張、小生には判らない。 チャーシュウは恐ろしく脂身が多いが、其れ自体が油々して居る訳では無い。 隠し包丁を入れたメンマは中に妙に柔らかい物が有るが、悪くは無い。 海苔も可も無く、不可も無いと云うクオリティ。 スープはやや煮干香のする醤油スープで、初口には甘さを少し感じるかな。 表面に油の膜が張る程にオイリーで、ペーパーナプキンを使うが、そうギトギトした感じがする訳では無い。 この一杯はせたが屋のテイストと云えば、そうなのだが、コクとか深みとかが、他店舗に比べると乏しい印象が有る。 麺はややウェーブの掛かった平打の中細麺だが、スープ同様に凡庸な味わいと喰感で、悪くは無いとは云え、評判通りとは云え無いと思って仕舞った。 そうは云っても、残ったスープを蓮華で結構掬って仕舞ったのは、せたが屋の底力だろうか?
まぁ、空港のターミナルに有るのだから、仕方が無いのだが、雑然、ワサワサして居て、相当に落ち着か無い。 感じ取る味わいにも其れが影響して居ないとは云い切れないなぁ。 しかし、矢張、空港に名の知れた「せたが屋」が有る意義(大袈裟)は大いに有ると思われる。 でも、彼方此方に有り過ぎる…の声も有り、味の分散化も気には為る。 尚、国際線ターミナルらしく、スタッフが国際色豊かな事は全く問題無かったと、書き添えて置きたい。 但し、英語表記位の心配りは必要だと思う。