西尾中華そば 其の1832011/02/10 20:03:38

冬の味噌シリーズ。 最初の2回はフライング気味に頂いたが、其の後はひとつ飛ばしに為って仕舞った。 担々麺は前日で終了して、この日からは「麦味噌」。 故有って(笑)、此れを逃す訳には行かぬと昼に伺った。 この日は所用で、午後は御休みにしたので、少し遅い時刻に霜降に到着。

西尾中華そば 其の183-1
そんな様子が伝わったのか、小林さんが「ミード」と云う蜂蜜酒を御猪口に入れて下さった。 カナダの甘い御酒だそうだが、蜂蜜を希釈してアルコール発酵させる。 此れはワインを加えて居るそうだ。 当然甘いが、パッと広がり、スッと引く様な潔い甘さが素敵だ。 手が震えて貴重な一杯を零して仕舞い、もう一杯頂いた事は西尾さんには内緒にして下さい。

西尾中華そば 其の183-2
扨、今回の麦味噌のスープは、阿蘇の「匠の技」と愛媛の「はだか麦みそ」を合わせて造られて居るそうだ。 麦麹の味噌で、其の特徴的な風味が充分に感じられる。 塩分控え目なのか、マイルドな印象だ。 麦味噌の甘味はサラリとして居るのだが、其れを上手く活かした上で、ピリ辛具合を少々強目に仕立てた処が、スープとしての特性を良くして居る。 味噌汁では無いのだから、此れで良いのだと思う。 此れは好みのスープで、嬉しい。 マサ配合麺とも勿論、良く絡んで呉れる。 この日はチャーシュウが特に美味しかったなぁ。

西尾中華そば 其の183-3
次作は期待の高い(西尾さんが煽ったし)、牡蠣味噌とか。 翌週末からは、あの花の季さんの味噌の順番が廻って来る。 訪問スケジュールの調整が大変に為って来たな。