撮って見た 其の8 (新宿御苑)2011/01/29 18:35:52

週末の新宿で野暮用を片付けて、久し振りに御苑の門を潜った。 最後に訪れたのは、もう30年も前かも知れない。 昭和天皇の大喪の礼の時に、「10年位行って居ない」と思ったのを覚えて居る。 特に何と云う訳では無かったのだが、寒桜と福寿草が咲いて居れば… 300円で入場カードを購入し、改札口のゲートマシンに通す。 年間パスポート(2000円)なんてのも有って、其れだと定期券の様に戻って来るんだ…

撮って見た 其の8-1
沢山咲いて居た、福寿草とペーパーホワイト(水仙)。 でも、「入ってはいけません」で近付けない。 平気で入っちゃうアマチュアカメラマン氏も居る… どう云う神経していやがるんだい?
此処では何枚撮っても思った様なフォトには為らない(泣) 撮影本ばかり読んで居ないで、一度はセミナーにでも出て見ようかな。 ペーパーホワイトが津波の様に押し寄せて仕舞いましたねぇ~ ま、こんな撮影ポジションしか取れないので、と言訳をする。

撮って見た 其の8-2
忍び寄る黒い影。 此れは前のフォトとは別な場所で撮った。 腕と肩と顔で囲まれた影の穴に花を入れたかったのだが、どうにも身長不足で…

撮って見た 其の8-3
寒桜。 トイフォトのアートフィルターを掛けて見たので、一寸、きつい絵に為った。
此れは大島桜と緋寒桜との自然交配種だそうだ。 昨今、緋寒桜を寒緋桜と呼ぶのは、「彼岸桜」と発音が紛らわしいからだが、賛成致し兼ねる。

撮って見た 其の8-4
こう云うアングルで見上げた時にどんなコンポジションだと「決まる」んだろう… 色々考えて撮ったのに…「咲いてました」の記録写真にしか為らない。

撮って見た 其の8-5
とは云え、矢張、桜を撮るのは楽しくて、気分は春爛漫だ。 寒桜のレゾンデートル、此処に有り。 染井吉野ばかりが「花」じゃない。

撮って見た 其の8-6
チェーホフを想起させられるフォト、「桜の園の三人姉妹」(笑)。

撮って見た 其の8-7
未だゞ、冬木立。

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