今日のワイン 其の4972010/11/28 18:24:25

シャトー・ルミエール 白
Chateau Lumiere Bran 2007

今日のワイン 其の497-1

一宮のシャトー・ルミエールのレストラン、ゼルコバでペティアンに続いて頂いた白が此れ。 リストには07ヴィンテージが掲載して有るのだが、08年のボトルが出て来た。 07年も有るそうなので、マネージャーの増田さんにどっちがベターかと伺って、07年に落ち着く。(Japan Wine Challenge で銅賞を獲得したのは07年)
中々のエレガンス、そんな印象だったボトル。 ルミエールは「光」だが、陽光を受けての液体の輝きはペティアンに劣らず奇麗だ。 ペティアンに比べると、黄金色の度合が高いのが以下のフォトで良く判る。

今日のワイン 其の497-2

ブーケは色程には濃くは無く、杏香とマンゴー… スワーリングを強めると結構、来る。 シャルドネとセミヨンだそうだが、酸味がとてもチャーミングな印象。 トーストとアーモンドと樽由来のバニラ香がソフトに混ざって、コクを生み出す。 そんな奥深く、柔らかいイメージが湧く。 除梗機を使わないで葡萄を搾る… 其の効果が出て居ると見るのは、穿ち過ぎだろうか。 岩魚のホイル焼との相性がとても良く、納得のマリアージュ。
ゼルコバで頂いた3本のフォトは、全て現地で撮った物を使う事にしたので…色々、有ります、ハイ。

今日のワイン 其の4982010/11/28 18:30:12

シャトー・ルミエール 赤
Chateau Lumiere Rouge 2008

今日のワイン 其の498-1

ゼルコバでの赤は、一寸迷った。 「光」かシャトーの名前を冠したボトルか… プライスの話なら、通常は「光」が上位。 だが、2008年は同じプライスなのだ。 (「光」には、「キュベスペシャル」と云う上位ボトルが有るが、既に完売だった。)
カラーは濃いのだが、何処か優しげな印象のガーネット。 メルローとCSと云う王道構成の液体から昇るブーケは、ブラックチェリーとカシスと云う定番。 確りして居るのだが、少し儚げで頼りなげなニュアンスは、寧ろ好評なルミエールの赤の特徴だ。 口にすると、結構スパイシーだと知れる。 酸味やタンニン、少し出遅れる甘味とのバランスが良いので、スパイシーさは収まって行く様な感じに為る。 実際は、樽香のバニラや百合等の花の印象が台頭して来ると云うのが、正しいかな。 其れに連れて、アフターに引く甘さが少し気に為り始める。
CSの葉を巻いたサイズの小さなハンバーグとの相性は凄く良い。 葉っぱの所為とは思わないが、ハンバーグのスパイスと合うんだな、屹度。 流石にマリアージュの検討は良く為されて居る。

今日のワイン 其の498-2
フォトはグラスよりもずっと大きく写ってしまった渦の芳実オーナー。