凪@渋谷 其の2322010/08/04 01:01:00

珍しく終日システムテストに付き合う羽目に為り…楽だった様な、大変だった様な… 漫然とテストするのでは無く、何故其れがテスト項目に上がって居るのかを考えろ… なんて、35年前の先輩の教えが未だ通用する様では、駄目なので有る。
少し辟易した気分な時は、元気なミイさんの笑顔でリフレッシュ。 熱風が吹く渋谷の街を外れて行けば、店内のミィさんと目が合う。 以前程には、頻繁には伺わ無いのに、何時も歓待して下さる。 厨房の温度は50度位有るんじゃないだろうか。 其の熱気が伝わる入口から、逃げる様にホールに転がり込む。 カウンターの奥に腰を落ち着けると、流石に此方は涼しい。

凪@渋谷 其の232-1

恒例の乾杯は、ビールで。 クリーミーな泡の一杯で一息付く。 19時を過ぎた辺りから満席に為ったり、半分に落ち付いたりの繰り返しの様な状況。 ビールは勿論、一杯だけにして棚の焼酎に目を遣ると、「黄八丈」のラベルが見える。 小生が其の風合いが好きな八丈島の草木染の名前を付けた麦焼酎。 だが、此れは小生の好みでは無い淡麗なタイプ。 夏さんに麦焼酎の指南を受けた身としては、香ばしいのが良いのだ。 で、ミィさんが取り出したのは、何時も頂く「兼八」。 やっぱり、此れと「中々」が、私の焼酎だ。

凪@渋谷 其の232-2

凪@渋谷 其の232-3

ミィさんが差し入れて下さったのは、ヘルシーで、この暑気に対抗出来る様に少ししょっぱい、野菜チャーシュウ炒め。 何時も乍、ミィさんのこう云う一皿は嬉しく美味しい。 更にグラスを重ねてから御願いしたのは、木耳炒め。 Aさん(渋谷と naginicai に同姓の方がいらっしゃるので、Aさん/Bさんと呼ぶと伺った)が作って下さった一皿は、文字通り茸の山(はい、木耳は海草では無くて、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属の茸です)。 此れがすんごいボリュームで、木耳を此れだけ沢山頂ける機会はそうは無い。 胡椒風味でピリっとした感じと香ばしさが粋な一皿だが、全部御腹に収めると、ラーメンが入ら無く為るかも…

凪@渋谷 其の232-4

其の〆のラーメンは、迷う事無く、「マー油ラーメン」。 この夜は焼酎からラーメン迄、「香ばしい」がキーワード。 マー油の焦げた感が、豚骨に混じると良い風味だ。 豚骨濃度も適切で、マー油とのコラボがベスト状態。 細い麺も良くスープ絡んで、持ち上げも良い。 麺の小麦粉感も程々で、此方もマー油とピッタリだ。 蘖の喰感、葱の風味、そしてチャーシュウの滋味。 此等が揃っての一杯は、凪@渋谷ならではの味わい。 煮干の影響が少ないと云う凪では珍しい作品。 このテイストを守って欲しいなぁ。
扨、ドンドン瞼が重く為って来る。 乗り越さない程度の酔払の内にミィさんに見送られて、引き上げる。 亦、来るね~

コメント

トラックバック