凪@渋谷 其の2292010/07/21 01:01:00

この夜は、「凪@渋谷」と決めて居た。 断酒期間中は一度も顔を出さなかったのは、此処だけは… アルコール無しに夜を過ごすのがとても難しいと悟って居たからだ。 未だ昼の明るさが少しと熱気がたっぷり残る坂道を喘ぎ登ると、久し振りの凪@渋谷の灯が見える。 気分は「只今」だ。 猛烈な熱風に顔を顰める程の厨房から見える笑顔は、ミィさん。 初めて御目に掛かる男性スタッフTさんの二人の体制。 先日、大掃除をしたと云うホールの方は涼しくて小綺麗に為った。

凪@渋谷 其の229-1

ミィさんとビールで乾杯。 すっかりの無沙汰を詫びて、御互いのグラスを鳴らす。 痛風の餌では有るが…止められません、ハイ。 そんな不義理の小生にもミィさんは優しくて、オニオンとトマトでヘルシーでちょっぴり胡椒の効いた夏向きの一皿を用意して下さる。 ビールにもピッタリだが、ミィさんが小生を喜ばすように取り出したのが、「兼八」。 そう、「中々」と並んで小生が大好きな麦焼酎だ。 其のニューボトルを開栓して頂いて再び乾杯。 あ~、だから、アルコール無しでは過ごせない場所なので有る。

凪@渋谷 其の229-2

次に御願いしたのは、「凪の」と枕を付けたい「オムレツ」。 恐らく玉子2個なので、此れ亦、シニア向きでは無いのだが、少ししょっぱめの味わいが大好きだ。 恐らく、柔らかい質感の玉子を小生が好んで頂くのは、この一皿だけの筈だ。 刻み葱を乗せただけのシンプルな装いなのだが、滋味に溢れる作品。

凪@渋谷 其の229-3

この夜の〆、実は此れも決めて居た。 新登場の作品のひとつ、「マー油ラーメン」。 小生の期待を裏切らないマー油の仕上がりで、香ばしさとオイリーな感じが美味しい。 マー油と云えば、秦野の「なんつっ亭」本店を思い浮かべるが、負けない位に良い出来だと思う。 豚骨スープとの相性は折紙付きだが、思った以上のコラボレーション。 細い麺もスープとマー油を良く持ち上げて呉れるので、最高のコンビネイション。 此れは良い! 暫くは此れ。
E-PL1 に未だ慣れて居なので、電球下でのWBがイマイチ決まらない。 iAUTO と云うフルオートだと、色相が暖か過ぎるので多少落とすのだが、プログラムオートでWBを電球指定にした方が良いかも知れない。 更にこの距離、相当なアップだが、こんなに近付いて仕舞うと、ピントがキーンで、丼の中でもピントが甘い部分が出来て仕舞う。 では、絞りを調整…と うーん、初日の作品からこの先どれだけ進化出来るか、楽しみで有る。
夏さんの到着を待たずに駅に向かって仕舞ったのは残念だが、渋谷は帰り難いので有る。 湘南新宿ラインも渋谷からでは結構、混むし…次回は、御休みの前夜に来たいものだ。