凪@西新宿 其の228 プレオープン2010/07/08 01:01:00

折角の七夕の逢瀬に水を差したのは、凪の生田氏。 凪が節目のイベントを遣ると、必ず雨だ。 生田さんのブログで、この夜に西新宿店のブレオープンが行われるのを知って、駆け付けた。 祝 復活開店!!
18時のスタートに充分過ぎるタイミングだったが、丁度、店の外に出て来られた生田氏に誘われて、ほぼ内装工事の終わった「ニカイ」で少し御話を伺う。 凪は今、飛躍の時を迎えて居る。 生田さん、西尾さん、夏さん、そしてスタッフ全員が忙しく、正念場を迎えて居るのが、会話の端々に聞き取れる。 そんな御話は伺うだけで、心踊る様だ。 歳を重ねて、何時の間にか消極的に為った我身を振り返る事さえも少ない小生だが、思わず氏の話に引き込まれる。 そんな時間を過ごして居ると、階下が賑やかに為って来る。 FILE さん、マッハさん、Dさん、テキーラHさん、御馴染みの凪フリークの皆さんが集合だ。 其処へ西尾さんも加わり、益々盛り上がる。
ほぼ定刻にスタート! 以前は何事も遅れたものだが、以前とは違うのね。 奥の3席は相変わらず背中が狭く、マッハさんは入れない見たい(笑)。 席の上部には、短いドレンの付いたウォーターサーバーが有り、其処からセルフサービスでコップを満たす。 中々ユニークな設備だが、直接口へ流し込んではいけない(笑)。

凪@西新宿 其の228 プレオープン-1

この日は、何とラーメンは無料。 味玉100円、餃子は200円の追加料金で頂ける。 以前は「弩煮干」と称して、小生を震え上がらせたものだが、「特級中華そば」と名前を改めた。 進化した煮干味だそうだ。 そう云えば、「ニカイ」の部分に其の為の秘密兵器が置いて有ったなぁ。

凪@西新宿 其の228 プレオープン-2

この夜は無料で振舞って頂いたので、其の御礼に普段よりは辛口のコメントで報いたい、かな。
先ずスープだが、確かに以前の様な強烈な煮干香は漂って来ない。 蓮華で啜ると確かに、そこそこの煮干テイストだが、小生でも美味しく頂ける醤油味で上手くバランスを調合した印象。 色合いは濃厚だが、味わいは其処迄は濃くは無い(とは云え充分)。 煮干粉と混ぜた?七味が乗って居るのだが、マッハさんは少し多いと仰る。 小生はこの位でOKだ。 好みの差が有るので、多少控え目にして、御好みで加えて頂くと云うのが適切なアプローチかな。 表面にオイルの薄いベールが出来るが、其程油っぽいと云う印象には為らない。 麺は細麺で、結構、緩い茹で具合なのだが、延びた印象には為らず、確り感が有ると云う一寸した不思議(パスタ粉を使ったとか)さ。 だが、矢張、もう少し固目の方が一般的にはイメージが上だろう。 特に若い方は、固目コールをされる様だから… スープを其程には絡めて来ないが、其れはディスアドバンテージには為らないだろう。 煮干風味を強烈には感じさせないので、小生には寧ろ好ましい。 一方、「一反も麺」だが、ゴールデン街の其れに比べて生地が薄い所為だろうが、ヘチャった感じで、此方はシャンとした感じがしない。 悪く云うと茹で過ぎた雲呑見たいだ。
3枚のチャーシュウは、分厚くてボリュームたっぷり。 妙に味付けを強くしないで、スープに主役を譲って居る。 だが、下手に味わいを強めて、スープと喧嘩させては為らない。 此れ位の味付け程度が良いと思う。 沢山の微塵切りのオニオンが盛り付けて有るが、少し葱々感が強いので、更に処理を加えた方が良いかも知れない。 100円プラスの味玉だが、此方はもう少し味を付け加えても良いと感じた。 初作の所為か、茹玉子っぽい印象だ。 流石に少しだけスープを残して仕舞ったが、確かに進化を感じる煮干な一杯に為った。

-凪@西新宿 其の228 プレオープン-3

餃子も御願いして居たのだが、大きいのでマッハさんに助けて頂く。 具の野菜が少し青い感じで、もう少し火を通しても良いかなと思った。 だが、喰感や味わいは良くて、楽しんで頂けた。

凪@西新宿 其の228 プレオープン-4

店を出ると、10人位の行列。 見知った顔も少なくない。 話も弾んで、週末のオープンが楽しみだ。 「ニカイ」のオープンは1週間程、後に為るらしい。

尚、当ブログの凪の記事のナンバリングだが、渋谷・ゴールデン街・立川・西新宿が通しに為って居る。 特に意図は無いのだが、今更変えられないので、乞御容赦。 屹度、「ニカイ」は「西尾中華そば」の様に、個別のナンバリングに為る予定。

西尾中華そば 其の1332010/07/08 23:23:00

前夜に凪の西新宿店のプレオープンで西尾さんに御会いしたが、屹度、この日は駒込にはいらっしゃらない。 でも、小林さんの奮闘振りを拝見しようと、遣って来た。 雨上がりの気持ち良い朝だったのだが、梅雨の合間の日差しを受けて、気温は見る見る上昇し、31度にも達した。 そんな気温の一日だったので、ざる中華が恋しい。

西尾中華そば 其の133-1

小林さんに造って頂いたざる中華は、西尾さんの作品同様に美味しい。 此なら、西尾さんも安心して、マネジメントに時間が割けると云うものだ。 普段よりも、「ひらめき」(鹿児島産の唐辛子粉)が少ないと思ったら、生山葵を出して下さった。

西尾中華そば 其の133-2

高級そうな鮫肌の卸板で、グルグル。 専用の刷毛で掬い取って、麺に塗せば、直喰が進む、進む。 マサ配合麺の茹で具合も小生の好みの固めで、麗しい。 2/3に為った処で、スープに浸す。 醤油に葱、そして少しエスニックな風合。 このスープ味わいにこの麺の組み合わせは最高。 白髪葱やチャーシュウも何時もと同じで、文句無しだ。
小林さんの頑張りにエールを送って引き上げる。