今日のめじろ 其の5362010/06/22 19:59:01

呆れる程に小生好みの一杯。 いや、素直に驚く程に美味いと云って仕舞おう。 この日からめじろの代々木本店で提饗が開始された、祐貴社長の「冷やしカレー麺」。

今日のめじろ 其の536

雑誌東京ウォーカーとのコラボ企画の作品だが、祐貴社長のブログを読み、雑誌の発売日のこの日からの提饗と知って居た。 でも、SPで待って居る時に颯爽と自転車で到着された祐貴社長に、「良い日に来た…」とトボけて見せた。 まぁ、前日も来て居るので、この日の狙いはバレバレなのだが(笑)。 兎も角、雑誌の読者が押寄せない内に喰べて仕舞おうと云う腹(文字通り)だ。 祐貴社長の手に依る栄光の初杯は、スポットライトを浴びて、黄金色に輝いて居る。 冷たいカレースープは思った程には、辛く無い… あ、否、結構辛い。 …と時間差で辛味のアタックが来る。 このカレースープ、人に依ってはエスニックに感じ、別な人は和風味と表現するだろう。 其程に両方の味が並び競う。 めじろの和風スープに合わせる事を良く計算して配合したカレー味で、此れ以上は無いと云う程のコラボレーション。 祐貴社長十八番のカシューナッツペーストが、カレーをマイルドに昇華させて居る。 挽肉も配って有るのだが、ラー油?風味も加わり、テイストの複雑化に一役買って居る。 乗せて有るパクチの葉が、生きが良いのか、ややきついテイストで、この部分は好みが分かれる(コリアンダーは元々、そう云う性格の葉っぱだが)ポイントかも知れない。 更に、スライスされた檸檬が1枚入って居るのだが、此れが最優秀助演賞程に活きて居る。 この柑橘系の風味が有るのと無いのでは、凄く違う筈だ。 この檸檬に脱帽。 白髪葱に糸唐辛子、更には千切の胡瓜はカシューナッツペーストで化粧して居る、 麺はつけ麺用?のやや細い麺。 冷たく締めて有るが、この腰と云うか、喰感が冷たいスープに良くマッチして居る。 此れは本当に美味い! 一寸、吃驚の一杯。

好い加減な事を書くから、祐貴社長から訂正を頂いた。 先日の牛骨ラーメンもこの「冷やしカレー麺」にしても、使って居る麺はR店長謹製の「細麺」だそうだ。 何度通っても判って居ないみたいで、失礼致しました。