F1 2010年 カナダGP 決勝2010/06/14 05:05:00

飲会やめじろの湯河原旅行、其れに一寸だけ仕事の都合も有って、P1からファイナル迄、全て録画して置いた。 そして注意深く結果の報に触れない様にして来た。 其れなのに、逗子のワインバー「R」で催したワインの夕べで、「ルイスが勝ちましたねぇ」との御喋オジサンの一言で、パァ… ワインエキスパートのCさんもF1好きで、小生と同じ努力をして居たので、二人でギャフン状態。 厳罰必至(笑)なので有る!

2年振りのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは御存知、ストップ・アンド・ゴー・タイプの高速サーキット。 スタートライン上には、「Salut Gilles」と書かれて居る。 街からも近い風光明媚なコースだ。 マーモットがコースを横切るのも御馴染のシーン。 そう思って見る所為か、マクラーレンのパドックの雰囲気が和やかだ。

F1 2010年 カナダGP 決勝

到頭レッドブルの7戦連続PPにストップを掛けたのが、其のマクラーレンのルイス。 残り8秒でオプションタイヤを履いて最後のアタックに入り、気迫のドライブで、見事にモントリオール3連続PP。 ガス欠気味で、燃料サンプルを採取出来なく為るので、コース上で停めろとラジオの指示が入り、ルイスは冗談半分に惰性で走るマシンに跨ったり(フォト)、押して走ったり。 でも、此れは1万ドルのペナルティ。 続いたのが、因縁?のレッドブルのふたりだから、インタビューでも真ん中にルイスを挟み、並ばずに済んで良かった? インタビューに向かう車のドアに箱乗りして手を振るルイスの姿は既に優勝したかの様だ。 乗せちゃいましたねぇ…

晴れのファイナル… ん? 2番グリッドにマークが居ない。 ギアボックス交換で5グリッド降格だそうだ。
5周目にオプションタイヤのジェンソンがマークに交わされ、更にロバートに脅かされる。 先頭のルイスも辛く、PI 。 此れで一旦はレッドブルのワンツー。 リリースのタイミングで、フェルナンドとルイスがピットレーンで危いサイドバイサイド。 15周目にルイスがストレートスピードに物を云わせて、前に出る。 13周目にマークがPI 。 翌周にPI したセバスチャン.Vは、オプションに交換。 此れで再び、ルイスがリーディング。 26周目にPI したルイスはプライムの儘出て行く。 セバスチャン.Vもプライムに交換。 フェルナンドはプライムの儘と云う選択。 この時点で、マーク、ルイス、フェルナンド、ジェンソン、セバスチャン.Vのオーダー。 先頭に立ったマークはタイヤ使用義務を果たして居ないので、オプションで走る事を考えても、引き離す必要が有る。 だが、寧ろルイスやジェンソンのペースの方が上がって来る。 49周目には、遂にルイスがマークに追い付く。 抜く必要は無いのだが、翌周には抜き去り、トップに躍り出る。 マークのタイヤは耐えられない迄、垂れて来たので、止むを得ずこの周に漸くボックス。 セバスチャン.Vの後ろに戻る。 真逆、もうバトラないよねぇ… ギアボックスのトラブル(マークと同じ)を抱えたセバスチャン.Vが、ラジオで「ファステストはどの位?」と訊ねると、「そんな事考えて無くて良いから。 マシンにトラブル抱えて居るんだから、ショートシフトして…」と窘められ、チェッカーの後、マシンを停める。
54周目にはジェンソンがフェルナンドを交わして、マクラーレンのワンツーが成立。 2010年はワンツーフィニッシュが多いが、ポール2ウィンのルイスは、此れでリーディングパイロットに為り、ジェンソンが続くと云うこのレースのオーダーと同じ。