今日の渦 其の2922010/03/14 14:59:40

一月前に「義理」を頂戴した諸姉に御返しを…と、強風が吹き荒ぶ中、花粉に弄ばれ乍、渦へ。
土曜日と有って、既に少年がひとり扉の前に… 案の定、行列が出来始めてから、御家族3人が其処へ割り込む。 どうも、最近はこう云う行為は「割り込み」では無いと考える方が少なく無い様で、行列の後ろの方でも同じ様な行為が… 以前にも書いたが、揉め事の当事者が小生では、芳実オーナーも困るだろう。 この御家族にも見覚えが有る。 其れでは尚更だろう…と思えば、小生も何も云わない。 …だから、何も解決、改善しない。 此れで良かったのだろうかと自問悶々。
結局、席数以上の方が並ばれて、最初から外待ちの方が出る状況だ。 芳実オーナー、Rさんの大変さ加減は尋常では無く。 暫くは、持ち込んだ LAS ROCAS を辺りの様子と御喋りを肴に楽しむ事に… そう云えば、開店前にロックスオフの御店主がワインの納品に来られた。 おぉ、相変わらず順調にワインが消費されて居る様だ。 日本一ワインが出るラーメン屋さんにしたい…って、違うか。

今日の渦 其の292-1

本の少し余裕が生じたタイミングにチャーシュウの3種盛を頂く。 西班牙のグルナッシュとの相性は悪く無く、炙ったハーブロースト、鵠沼味噌ポークとも良い関係を築ける。 タレ焼は焼酎の方がベターかな? そんなタイミングにN子ちゃんが漸く到着。 席の空き方と御待ちのグループの人数のアジャストが難しいタイミングで、20分程待って貰って御隣に。 テーブル席に移ったので、S001 ではフォトテイク厳しい状況に。 補助灯を点けると、美味しそうには撮れないなぁ。 責めて、補助灯の光量を調節出来ると良いのだが。 ワインに合わせて、先日に続いて宮崎地頭鶏の腿肉のローストを頂くが、相変わらず美味。 この辺りから、亦、単なる酔っ払い状況で…何時ぞやのオジサン宜しく、蘊蓄にも為らない様な話をペラペラと…

今日の渦 其の292-2

オーダーストップのタイミングでは、醤油らぁめんをハーフで頂いたが、〆の麺としては、矢張、此れが一番かな。 特にワインだった夜でも、この繊細な醤油スープは良くマッチする。 遅く来られた常連の方や、突然来られた、あの方/この方…(笑)との話は尽き無いのだが、もう睡魔に勝てずに退散。 何時もの様に皆さんに見送って頂いて、5時間の粘着に終止符。 御迷惑を御掛けしました。

今日のワイン 其の3852010/03/14 17:16:51

キム・クロフォード
Kim Crawford Marlborough Sauvignon Blanc 2008

今日のワイン 其の385

ワインのバックログが溜まる一方で… このニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランも過日の渦のコナモンパーティの際に、常連のTさんが持ち込まれた、と云う些か旧聞に属するトピックに為って仕舞った。
キム・クロフォードは、96年設立の新しいワイナリーだが、彼は其の前からも評価の高いワインを造って居た。 勿論、彼の名を冠したボトルを生産する様に為ってからも、評価は鰻登り。 2008年のワインスペクテイター誌でも91点だ。 コストの掛け方を工夫して、安くてCPの高いボトルを送り出して居る。 RPの「ベスト・バリューワイン」にもノミネイトされて居るそうだ。 そんな処が、Tさんの御眼鏡に適った?
カラーは黄色味が強く濃い。 白の香りはそう慣れては居ないが、一寸、人工的な甘味料の様な香りだ。 口に含めば、南国のフルーツにグレープフルーツの酸味掛った濃い味わい。 其の中にもサッパリ感が有り、ライムの清涼感も感じられる。 此等の印象がアフターへ繋がるので、気持ちが良い。

今日のワイン 其の3862010/03/14 18:33:48

パタポン・ルージュ コート・デュ・ロワール ドメーヌ・ル・ブリゾー
Patapon Rouge 2008 Coteau du Loir Domaine Le Briseau

今日のワイン 其の386-1

此れも渦のコナモンパーティに持ち込んだ1本。 ロックスオフで、ワイン友が購入して行かれたと伺って、1本御付き合いさせて頂いたものだ。 其の時に御店に看板が有ったので、1枚撮って見たが、エチケットを拡大しただけの様だ。 其程にエチケットのデザインはユニークだ。 描かれて居るのは、漏斗を被った醸造家本人、クリスチャン・ショサール氏の漫画?。 御本人自身は天才と呼ばれ乍も、聊か風変わりの様で、フランスの原産地呼称国立研究所と揉めて、ワイン造りを止めて仕舞い、其の卓抜した白ワインも、「幻」に… だが、結婚を機に02年にロワールで自然派ワインの醸造を再開したと云う、そんな経歴の持ち主だ。 06年からは、ビオディナミ農法を採用し、初めて手掛けた赤ワインがこの「パタポン」。 因みに「パタポン」は、彼のニックネームだ。 3000円で御釣が来るこのボトルのセパージュは、ピノ・ドニスが80%、コ-とガメイが10%づつ。 うーん、味の想像が付きません。

今日のワイン 其の386-2

少し紫っぽい色で縁を飾るルビーカラーの液体は、濃くは無いが深みが有り、美しい。 ブーケはブラックベリー系で、思ったよりも「普通」で、やや薄荷っぽい香りがする。 口にすると、とてもフレッシュだ。 少し御転婆な酸味は、直ぐに落ち着いて呉れるので、恐らくはこの種類の葡萄が持つ、本来の厚みを楽しめる様に為る。 凝縮された果実感とタンニンの苦味が溶け合ったイメージが素敵だ。 御茶目なエチケットに似合わず、真面目に造られた事が良~く判る。