西尾中華そば 其の1032010/03/08 23:23:00

前日、勘違いした「茄子なめ味噌中華」を頂きにNCSへ。 何時迄も寒いが、何しろ dancyu に載ったのだから、混雑も凄いだろうと覚悟を決めて伺う。 でも、雑誌のキャラの所為か、東京ウォーカー程には御客様の数に直接の影響は無い様で、御待ちの方は2名だけ。

西尾中華そば 其の103

大きな茄子のスライスが2枚。 其れ以外に細かくカットされた茄子がスープに潜む。 スライスされた茄子は、柔らかく仕立てられて居り、皮も丁寧に剥かれて居り、とても喰べ易く、茄子の風味が活きて居る。 真中には、此方も茄子の「なめろう」が、置かれて居り、茄子三昧。 「なめろう」は、魚介を叩いて造る房総の郷土料理だが、那須を魚介に見立てて造ったのかな。 「茄子なめ」の「なめ」は「なめろう」なのだろう。 この「なめろう」をスープにどの様に溶いて行くか… 冷たいので、行成全部を溶いて仕舞う様な事はせずに、ゆっくりと、時には摘み乍、スープに合わせて行く。 スープの味噌は、前回と同じ越前の味噌で、多少の辛味が有って、小生の好み。 茗荷とか大葉とかも仕込まれて居り、一寸、甘さのニュアンスが変わる。 チャーシュウや麺に関しては、もう、申し上げる事は…有りません。 当然、完喰、完飲。
いや、時間がタイトでバタバタだが、美味しく茄子を頂けて嬉しい。 何を素材にしても、上手に熟なすものだと感心してしまう。
そう云えば、既に「其の八」の告知が有った味噌シリーズの張紙に、「其の九」が書き足されて居た。 内容は未だブランクだが、楽しみな事だ。