Collection of Essays by Claris Two

雨上がりの朝はとても好きだ。　庭の白梅、最後の一輪に其の風情を託して、S001 を構える…　やっぱり、荷が重かったかな。

一方で、雨後の晴天・気温急上昇（２０度）では、喜び勇んで飛び回る奴等が居る。　今シーズン初めて「非常に多い」予報の杉花粉だ。　今年は花粉の量は少ないとの事だが、小生的には症状が酷い。　歳の所為なのだろうか？　昼喰に出るのも躊躇われるのだが、矢張、伺わない訳には行かない、　代々木めじろ。　結局、前週も、この日も、翌週も…　金メジには伺えそうも無い。　金曜日の夜は、予定が入りがちなのだ。　で、花粉が飛散する中、頑張って、泣き乍、代々木へ弾丸往復。　幸い行列は無かったが、後客続々で、直ぐに御待ちの方が出る。

頂いたのは、この日も「焦がし葱らぁめん」。　定番復古が２週続いたが、Ｒ店長の手に依る一杯は、相変わらず、良い仕事をして居る事が感じられる。　随分味が変遷した時期も有ったが、最近は安定した味わいが楽しめる。　この日も、めじろらしいテイストの醤油スープは、小生好みの味がする。　少し儚気だが、味の芯がキチンと整って居るので、物足りなさを感じる事は無い。　少し胡椒を振るのが、最近の小生は気に入って居る。　めじろの胡椒は容器に見合ってクオリティが高く、辛さ以外の風味も隠して居る。　麺にも文句は無い。　相変わらず、頗る良い喰感の麺だ。　メンマに加えて、チャーシュウもこの日は大いに結構。　適切な濃さの味わいが施されて居り、スープとバッチリ合う。　うん、非常に美味しく満足の一杯。　こうで無くちゃぁね。　此処でのフォトは何時もシャープに撮れて、好きだ。