西尾中華そば 其の902010/02/02 22:22:00

前夜の雪が随所に残る。 陽が差さない所為か、雪解熱が気温を下げる様で、寒い。 駒込は湘南よりも沢山降ったのかも知れない。 フォトは、雪屋根の「子育地蔵尊」@駒込。

西尾中華そば 其の90-1

前回の様な大混雑は避けたくて、早めにSP。 味噌中華の張紙には、「其の参」が書き込まれた。 フォトテイクして居ると西尾さんが顔を出される。 何時もの様に前倒しで開店時刻が早まり、オープン。 少しフライング気味に「其の参」を出して頂く。 今回のテーマは、「ざ信州」と銘打っての「きのこ狩り」、信州茸のオンパレード。 プライスは、850円の予定を800円に変更。 大蒜/パセリのバターを50円でプラス出来る。 ブレスケアを携えて来たので、御願いした。

西尾中華そば 其の90-2

スープを啜ると直ぐに茸味だと知れる。 相当なボリュームの茸を使った見たいだ。 「茸が乗って居るのが見えないと期待外れでしょう?」、と西尾さんは仰るが、此だけ茸のテイストが感じられれば、文句は無い。 茸は味噌の中に仕込んだそうで、そんな工夫が、この味わいに活かされて居る。 少しピリッと来る風味は、山椒だそうだ。 西尾さん十八番の香辛料だが、とても良くマッチして居る。 味噌ベースだと唐辛子を使いたく為る処を、山椒と云うのは面白く、効果的だ。 前述した大蒜とパセリを合わせたバターがスープに溶け出すと、香ばしいようなコクが加わる。 50円以上の価値が有りそうだ。
茸ばかりで、味噌に言及しなかったが、茸の独特の味わいに上手く合わせた味噌で、良く茸を引き立てる。 麺は何時ものマサ配合麺で、何も申し上げる事が無い程 Good 。 とても暖まる一杯で、この時期に最適だ。 是非とも、完飲される事を御勧めする。 最後にスープから沢山の茸が出て来るのが、楽しいから。 山椒の粒も結構出るので、タップリ使って居る事が知れる。 此は小生好みの味の一杯だ。

燦燦斗@東十条 其の632010/02/03 23:53:00

この週も東十条に伺えるチャンスを得た。 寒い一日で、夕方に為ると一層だろう。 開店時刻の30分前に着いたと云うのに、前客7名。 最初のロットの最後尾と云うポジションだが、シャッター組の合計は20名にも為ろうかと云う勢い。 うーん、どうしたもんだろう、この人気振りは… 次回は開店何分前に来ようか… この日は10分前倒しの開店。 此は有り難い。

燦燦斗@東十条 其の63

御願いしたのは、この日もラーメン。 20分間待って居る間にすっかり冷えて仕舞ったのだ。 毎回書いて居るが、寒い中を長く待っても頂く甲斐が有るのが、燦燦斗の作品。 濃厚サッパリの魚介風味の高い豚骨スープを啜ると、気持ちも心も暖まる。 前夜、ワイングラスを傾け乍、「何時か御一緒に…」と仰ったワイン友の顔が浮かぶ。 是非、そんな機会が早く実現する様に。 勿論、太麺の喰感も完璧で、此程完成度の高い作品は滅多に無いだろう。 あのローストポークが浮かび、メンマと貝割が乗る。 満足以上の一杯に感謝。 店を出て、相変わらずの長い行列を19名迄数えて見た。

長尾中華蕎麦@松屋/浅草2010/02/04 00:03:59

前日に西尾さんから、松屋浅草店で行われる「青森物産展」に「長尾中華そば」が出店するとの情報を頂いた。 青森の有名なラーメン店で、凪との縁が深い店だ。 先日、西尾さんが「長尾、西尾の両店で限定中華そばを喰した者に景品進呈」等と冗談半分で煽ったら、達成者続出で西尾さんが困惑した、と云う「あの」長尾中華そばで有る。
青森には行けなかったが、浅草なら何とでも為る… 松屋浅草店の上位階は閉店と伺って居るので、7階の催物会場も此れが見納めだろう。 初日の混雑を少しでも回避しようとオフィスを早目に出て、夕方の浅草へ。 エレベーターを7階で降りた途端に煮干の匂いが… そうだった、長尾中華そばは、聞きしに勝る煮干ラーメンと伺って居た。 此処迄来て、帰る訳にも行かずに、レジで喰券を… 3種類の提饗作品が有るが、「煮干」の文字の入って居ない、「あっさり」を御願いする。 店内は微妙なオキュパンシーだが、タイミング良く、相席に為らずに着席。 長尾さん御自身を存じ上げて居る訳では無いし、生田氏も西尾さんも姿が見えない。 ま、手伝って居る訳では無いので、当然だが…(早い時刻に居らしたそうだ)

長尾中華蕎麦@松屋/浅草

10分程でシンプルだが、綺麗な一杯が目の前に。 透明なスープは、見た目の通りに比較的薄味。 そう、「アッサリ」だ。 煮干も可也効いては居るが、アッサリだし、エグミは無く、此れなら大丈夫。 其れでも、ギャバンを多少振ってから本格的に頂く。 悪く無いスープだが、長尾中華そばの本領はやっぱり、濃厚煮干に有るんだろうな、と思わせられる。 麺は細目の饂飩と云う見掛なのだが、喰感や味わいも中華麺よりも饂飩に近いイメージ。 テイストも相当に和風だ。 だが、この麺とスープとは良く合って居ると思う。 ホロホロで薄手のチャ-シュウは、比較的好みのタイプ。 メンマの色は濃いが、味わいはノーマル。 葱はザックリとカットした印象で、そこそこ匂うのだが、悪い匂い方では無いので、アッサリスープと煮干、そして饂飩にマッチして居る。 ですが…、思い切って、濃厚煮干にした方が話題的には面白かった様だね。